俳句・短歌 歴史・地理 歌集 歴史 2020.09.30 歌集「風音」より三首 歌集 風音 【第9回】 松下 正樹 何気ない日常にある幸せを探しに。 優しい風を運ぶ短歌集を連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 あな不思議 おたまじゃくしに足が生え 尾が消えて蛙に変身す かおかおと蛙がより合ひ鳴き交す 歌垣の池にぎはひけり *歌垣 筑波山で行われていたと云う、男女の歌合せの祭り。 蛙たち 五月となれば池を出で 四足ふんばり土踏み歩む
小説 『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[「バツ恋」人気御礼!武きき作品ピックアップ]』 【第25回】 武 さき,武 きき 「会いたかった、やり直したい」ホテルのロビーで夫と抱き合う女性は元カノだった。密着する女性の体越しに、夫と目が合い… 【前回記事を読む】「触らないで下さい!自分でやります」…僕がこぼしたから、と体に手を伸ばしてきた男。後日、弁償したいと訪ねてきて…三か月後、TI会当日、近藤さんのホテルで二時待ち合わせ。時間通り四組会員集合。「今日の会の予定はブティックで奥様達は好きな物を好きなだけお買い物をしてください。その間、男子会します。女子会が始まったら、男性陣は妻の下着コーナーへ。これから、その日は妻の為にお金を使いま…
小説 『娘からの相続および愛人と息子の相続の結末[注目連載ピックアップ]』 【第2回】 川井 れもん 結婚した相手は、今までとまるで違う態度と行動をとるようになった。娘を妊娠したときも、子供はいらないと暴力をふるい… 【前回の記事を読む】娘が交通事故に遭った。集中治療室のベッドの上の娘は朝に見送った元気な姿とは、まったく別人みたいな姿になっていた...私達は、担当の看護師に私達の携帯番号を記入したメモを渡してから、集中治療室を退出した。そのあと、院内の携帯電話が使用できる待合所に移動してみると、テーブルとイスが置いてあったので2人とも着席した。そして、自動販売機で買ったお茶を飲んだ後で、雄二から私に話をし始め…