俳句・短歌 歴史・地理 歌集 歴史 2020.09.23 歌集「風音」より三首 歌集 風音 【第8回】 松下 正樹 何気ない日常にある幸せを探しに。 優しい風を運ぶ短歌集を連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 くろぐろとつらなる卵はやはらかな 卵嚢に保たれ孵るを待たむ 日数へておたまじゃくしが孵りたり 丸い頭に尾が付いている 池じゅうにおたまじゃくしの群がりて ひらひらひらと尾を振り泳ぐ
小説 『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[「バツ恋」人気御礼!武きき作品ピックアップ]』 【第25回】 武 さき,武 きき 「会いたかった、やり直したい」ホテルのロビーで夫と抱き合う女性は元カノだった。密着する女性の体越しに、夫と目が合い… 【前回記事を読む】「触らないで下さい!自分でやります」…僕がこぼしたから、と体に手を伸ばしてきた男。後日、弁償したいと訪ねてきて…三か月後、TI会当日、近藤さんのホテルで二時待ち合わせ。時間通り四組会員集合。「今日の会の予定はブティックで奥様達は好きな物を好きなだけお買い物をしてください。その間、男子会します。女子会が始まったら、男性陣は妻の下着コーナーへ。これから、その日は妻の為にお金を使いま…
小説 『迷いながら揺れ動く女のこころ[注目連載ピックアップ]』 【第20回】 松村 勝正 「仕事を続けたい」と条件を提示して結婚したのに、4~5年経った頃「仕事を辞めてくれないか」という彼の発言が増え始め… 【前回の記事を読む】「独り身になってから、気が向いた時に空の人になっているわ」と香水の甘い香りを漂わせながら話す彼女「私たちはジムで何度も会っているけど、ほぼ年齢が近いかな、くらいしか知らないのよね。でもお友達になれて良かった」「私も、篠田さんが『私は独り身だから』とおっしゃったことに少し興味があったの。どんな人生を歩んでこられたのか、何か参考になるかと思い、気になっていました」「あら、そうなん…