【前回の記事を読む】彼の家の2階に上がったとき、かなり嫌な感じがした。帰り際にさりげなく聞くと、彼は「わかるのか」と少し驚き、「それ」について明かした
第1部 正しい心の磨き方 ――理論編――
第3章 心の成長を怠ることによる弊害
07 悪霊とは悩み苦しんだ記憶の塊
当時、薄々こういう事なのだろうと感じた私は、ある程度信じてしばらく通うことにしました。
ちなみに当時の私のように自分の都合にとらわれすぎたりせず、それなりに真面目に生きようとしている人たちには厄介な悪霊は関われませんから、さほど心配することはありません。ただ、なぜ真面目なのかは分析した方がいいと思います。
発想が人の目や評価を気にしていたり、悪く言われたくないとか完璧主義だと意識を磨いた方がいいでしょう。
人はもって生まれた自分の都合の種類や強さに反応して悪霊を呼んでしまい、憑依を受けるような可能性も出てくるのです。
これは物質的な世界である人との出会い、関わりもそうで、根本的な部分についての同じ思いのエネルギーが引き合うわけです。
悪霊の世界も人間の世界も厄介な存在はそれほど多くありません。でも、もし厄介な悪霊に関わると魂の救済はかなりの時間をかけても困難になります。
私たちに初期段階で関わってくる悪霊というのは自分の都合や悪意が小さくて、もし生まれ変わったとしても神界から見て魂の向上の可能性がまったくないもの。
つまり、念が弱く、生まれ変わったとしても悪い方にしか生きられないものたちで影響力もほとんどありません。
とはいえ思考パターンに含まれるその小さな悪霊は、自分の都合に溶け込むように同化していきます。
自分の都合というマイナスのエネルギーと向き合い、減らさない限り、それは時間とともに増えていく可能性しかありません。
悪霊とはもともと人間であり、自分の都合に囚われ続けた結果、少しずつ通らなくなり、不平不満も増えていき、結局裏目に回って悩みや悲しみ怒り、苦しんだ記憶の記録の塊のようなものなのです。
ちなみに不慮の死を迎えた場合は脳が止まった時の感情が強く記録される事も多く、水死や凍死だと寒い、つめたい、苦しい、焼死だと熱い、苦しい、などと言い続けてその感覚のままでさまよい続けることになるのです。