「よ、真くんじゃないか久しぶりだな、何してるんだ」
「散歩だよ」
「え、この中散歩しているの」
年男はショッピングモールの中を散歩するなんて考えたことはなかった。散歩は外を歩くものとしか思っていなかった。
「そうだよ。今日は天気予報で雨が降るって言っていたから、外の散歩はやめて室内散歩にしたんだ、宝くじもついでに買いたかったからな」
「なるほど。ここなら休憩も出来るし買い物も出来るから便利だよな」
と感心する。続けて、
「お前は運動は何かしているの、俺はスポーツジムに行っているよ」
「えーそれはすごいな、どこのジムだ?会費高いだろ」
と尋ねる真紀夫。
「いや丸山公園の北側のところに市営のスポーツセンターがあるだろ。市民の高齢者は割引が効いて1日使いたい放題150円だよ。しかもお風呂もあるしシャワーもあるから、俺シャンプー持っていって終わると入ってくるんだ。まるで温泉と一緒だよ。家の風呂代も助かるから得だね」
と市営ジムを紹介する。真紀夫はビックリして、
「知らなかったな、150円でジムとお風呂入れるの」
「同級生もたくさん来ているよ、たまにはみんなで終わった後近くの喫茶店にお茶しに行ったり、その後ボウリング組やゴルフ組に分かれてやっているよ」
真紀夫は
「1人で散歩しているよりそっちの方が面白そうだな、俺も行こうかな。毎日行くの」
聞くと、
「いや俺は週に3回程度だけど、行けば知っているのは必ずいるよ、常連がほとんどだからすぐに仲間になるから心配ないよ」
「そうなの、俺も行くことにしようかな。初めてだからお前明日連れていってくれよ。持ち物は何を持っていけばいいの」
と真紀夫は早速行くことに決めた。
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