2 動いて学ぶ
最近いろいろな体操が紹介されていますが、この項目は、情報過多の中で気になる課題が現場では見えていることから取り上げています。例えば、しゃがむ動作が少ない、浅く小さい動作、腰や胴体が動かない、関節がさび付いたような状態で一部分の狭い範囲でしか動かせない、部分的疲労などが気になるといった内容です。
自分の好きなように動いていることが故障につながっていくような不安感を解消し、合理的な動きではないギクシャクしたぎこちない動作などを修正すると、疲れも少なく伸びやかで、無理のない良い動きになるだろうと観察されます。
本人は普段から運動習慣もあり、筋力トレーニングもしているので大丈夫と思っている様子ですが、自己流の癖には気づかず安心しがちです。その結果として腰が痛くなる、膝が曲がりにくい、肩が凝るなどの違和感を持ちながらも、動いて汗を出すことで快適な気分、ストレスが解消できるので続けている人もいます。
からだの動かし方は成果に正直に表れてきますが、必要な筋力以外は緩めること、動きが固いこと(からだが固いこととは異なります)、動作と呼吸が合っていないことなど、本人が気づいていない動き方が原因と思われる課題がいろいろなところで挙げられます。
情報を得てモチーフや順番を覚えた後、自分で動くときは正しい動きで繰り返して身につけることが望まれます。
楽しい音楽や雰囲気を楽しむ体操や、筋力づくりのトレーニング体操、リズムに乗ってリズミカルに動く体操など、自分の好みで一連の体操が行われる機会が増えたことにより、非日常的な動作で気分転換したり、マンネリ化しないように変化をつけることも必要だと感じています。
しかし、せっかく多様な領域の経験をしてもその成果が活かされるように次の段階につなげられるともっと楽しめるのではないでしょうか。やったことがある、知っている、で終わるのはもったいないと感じています。
動きづくりの知識を取り入れて無駄な力は使わないで疲れを少なくする練習が少ないように感じられます。
楽しさプラス安全性、美意識は出来ばえだけでなくからだの機能づくりにも影響します。
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