【前回の記事を読む】健康のために歩いているのに、500歩ほどしかカウントされない…歩数計の故障? その原因、〇〇が良くないです。それは…
第3章 生涯学習のテーマとなる一般体操
1.一般体操の理解、2.動いて学ぶ 3.用語を再確認する
この章では、以上の3項目を説明しています。日常的な例を取り上げて一般体操を身近に感じて取り組めるようにしています。
1 一般体操の理解
一般体操という言葉にあまり親しみがない様子の方に対し、まずはどのような体操か説明をしますと、体操といえば一般的に体操競技を連想するようです。
1964年の東京オリンピック以降国民の健康づくりがブームになり一般体操が普及してきましたが、体操教室と聞くと「体操」が強調され一般体操の表示はありません。
一般体操とは、“競技をしないすべての体操”を含み、健康づくりや楽しみづくりのための体操で、いろいろな可能性を追求しながら進めます。このような一般体操は、国際体操連盟(FIG)に沿って日本体操協会(JGA)の一般体操委員会も活動している公認の体操です。
老若男女だれでも自由に健康を目ざして行います。いつでも、どこでも、だれでも、個人や仲間たち、学校や企業のクラブなどでも実践しやすく、自由に動けること、日常生活の身体活動や運動の知識も得られるなど多面的に貢献できるのです。
現代の恵まれた省力化生活環境はありがたい反面、全身の筋力、機能が低下していることに気づかされます。生活習慣病や予備群の健康問題は、国民の医療費の増大という社会問題化につながっています。国民の健康への意識改革のためにも今後一般体操での協力はますます重要になるのです。
一般体操の公的発表会も行われ、日本での最大の発表会は、毎年1~2回東京の第一体育館(東京都渋谷区)で開催される日本体操祭です。
日本全国から一般体操連盟に登録済みの参加団体が集まり繰り広げられています。コロナ禍でも会場発表の団体と事前に受け付けた動画発表の団体で実施されていました。
動いてみるとからだのおかしさに気づきますが、座ってばかりでは低下していることにも気づかないものです。日常行動で習慣化へつなげる必要を考えて一般体操を実行しています。たとえ運動習慣を持っていても座りっぱなしは生活習慣病のリスクを高めることになります。