【前回記事を読む】仕事と子育てをしながら10年間美大に通って学んだのは、必死に頑張り続けると、自分のやりたいことができるということ
第2章 自身の歴史&考え方
何も言えない子供、お喋り大好きな子供の違い
私は、お喋りをしない静かな子供でした。今の私をそんな風に見てくれる人はいませんね。どうして、私は、そんな子だったのかと思います。
それは、母が強かったから。鬼のような母ではありませんよ。
物事の理屈が通っている賢い母でしたので、自分の思いを通せなかったのです。
母がいつも正しかったのです。母に言われるままにお利口さんを演じていました。
叱られる、そんなに命令的な母ではなかったと思いますが、言い返せなかった私がいます。母の言葉には、説得力があったのでしょう。
自分の中で、この行動力の強さを、温存していたのだろうと思います。その子供の頃、指示されなければ、動けない私がいたのだろうと思います。
いつも何となく、母の暗黙の許可を得ていたように思います。その強い縛りがなくなり、自由に動けることを学んだのが今ということになります。
子は親を選べないと言います。『河童』という芥川龍之介の有名なお話の中に、生まれる子供に「生まれたいか?」と聞く場面があります。
親になる人に、その人に必要な赤ちゃんが与えられるといいますね。そして様々な運命が動きはじめるのです。
私もその強い信念を持った母に育てられ今があります。そしてそうであったからこそ、今の考えができ上がっていると思います。
どんな思考も急には、育たないと思います。少しずつの積み重ねです。