子どもは、普通は親や周りの大人たちから褒められることで、自信をつけ、自己肯定感や自尊心を育んでいきます。

しかし、こうした母の私への接し方、母の言葉の一つひとつが、私を少しずつ萎縮させ、臆病にし、私から可能性を奪っていきました。

私は、もしかしたら、表向きは、明るく社交的な人間に見えたかもしれません。

しかし、実際には、何事にも自信が持てず、常に「ちゃんとしなければ」「人の役に立たなければ」という過剰な思いを抱き、周りの人の顔色をうかがいながら生きてきたのです。

そして、そんな私の潜在意識が、知らず知らずのうちに、私を幸せから遠ざけ、ネガティブな出来事を引き寄せていたのでしょう。

心理学を学び、母から受けていた虐待に気づいたことで、私はようやく、母の呪縛から自分を解き放ち、真に自分らしく、幸せに生きるための手がかりを見つけることができたのです。

「我慢の連鎖」を断ち切る

我慢は決していいことではない

「我慢すること」は、世間ではしばしば賞賛され、美徳とされますが、私は、我慢が必ずしもいいことだとは思いません。

誰だって、本当は我慢などせず、楽しく幸せに生きるのが一番です。

私は、我慢を賞賛する風潮は、社会において「管理する人」が人々を思い通りに動かすために作りだした方便だと思っています。

「管理する人」にとっては、人々が我慢を美徳だと信じ、理不尽なことに耐え、黙って働いてくれたほうが都合がいいのです。

 

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