いくらマニアックな知識を知っていても、スポーツの専門家でも、果たして、その人がスポーツが上手いかどうか、これは全くの未知数となる。
筋トレも同じだ。頭でっかちで、実践していない自称専門家は少なからず存在する。そして残念なことに、そんな自称専門家の声の方が大きいことも多々ある。
反対に、生まれ持った人間強度や運動センスで実践するだけで、誰もが憧れる肉体をそれほど苦労なく手に入れる人もまた存在する。
大事なのは「知識と実践」の両方、そのバランスである。頭でっかちの批評家でも、知識なし自然児でもだめなのだ。あなたはそのどちらでもないだろう。
だからこそ、「バランスの良い筋トレ」を目指すことができる。
●ジムの基本的なルールやマナー
●エクササイズの基本的なフォーム
●負荷やメニューの計画方法
●漸進性過負荷を代表とする原理原則
これらをまずは頭に叩き込もう。
赤信号は止まれ、青信号は進め、と同じくらい、筋トレを行う上で不可欠な情報である。 これらを踏まえた上で、基本を守りつつ、自分の身体の声に耳を傾けよう。
あなたと同じ人はいない。だから知識を身につけ、自らの身体の特性に合わせて、微調整していくのだ。