【前回の記事を読む】『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』より短歌5首。「慎ましく 詩歌口ずさみ 野の花に そっと口づけ 色づく花びら」

「明日のみえない日」

風情ある

趣きひたり

瓶ジュース

縁側寝そべり

ひなたぼっこ 

 

降り続く

悲しみの雨

涙消す

天に向かいし

雨に打たれし

 

ジャポンと

河原で遊ぶ

水遊び

魚も躍る

心もオドル