【前回の記事を読む】ボトルを振り回し、襲いかかり、ラベルを噛み千切ってはぎ取る――パピーの時代から繰り返されるペットボトル騒動

新聞読むよー 2010年7月29日 クッキー3才4か月

カアサンは、1日の終わりに、ソファーで夕刊などを読む。昔からの習慣。

カアサンにとって、貴重な1日の締めくくりのリラックスタイムです。クッキーが来てからも変わりません。クッキーにとっても、カアサンとスキンシップできるお待ちかねのとき。

「新聞読もうか!」と言ってカアサンがソファーに座ると、クッキーも急いで、その辺に転がっている本や雑誌をくわえてソファーに飛び乗る。

カアサンにピッタリとひっついて転がると、持ってきた本や雑誌をガリガリ、ムシャムシャ、ペッペッ。夢中でガリガリ、ペッペッ。ハードカバーが特に好き。パピーの時代以来、彼女には手に余ると思われるような分厚くて重い本でも、何度もチャレンジしてソファーに引き上げる。

カアサンは新聞を読み、クッキーは本を読む(囓る)。勉強家のクッキーです。

その後、『カリカリを食べさせよう作戦』で、新聞タイムに、20粒ほどのカリカリを入れた小さいポリ袋と、リンゴの小片を夜食として用意しました。彼女はすぐにその作戦に乗ってきました。

キッチンのテーブル脇に夜食を置いて、「新聞読むようー!」とカアサンがソファーに座ると、クッキーは、本を持ってくる前にまずリンゴを取ってきて、おいしそうに食べる。次にカリカリを取りに行って、ポリ袋を食いちぎる。お腹が空いていれば、カリカリを平らげる。必ずこの順番。

カアサンが、「新聞読むようー!」と言った後に用事を思いついて、ソファーに座らなければ、クッキーもリンゴを取りに行かない。カアサンが用事を済ませて新聞を手にソファーに座るのをしっかり見届けてから、リンゴを取りに行く。

カアサンが一旦ソファーに座り、彼女がリンゴを持ってきてしまった直後に用事で立ったときには、彼女は、食べないでカアサンが戻ってくるまで待っている。首を伸ばしてカアサンの行方を追っている。我慢強いクッキー!

夜食を食べてしまうと、やっぱり、本! ボロボロの本や雑誌でも、まだまだ愉しい。

クッキー蔵書