【前回記事を読む】【なんのために学ぶのか?】「普通の人」が社会に出て知った、勉強の必要性。
第1部 学び働く
一 学問のすすめ
アンテナを張って情報を取り入れるとは自分のキャパを大きくする事です。
20歳には20歳の事を考え、30歳になれば30の事を考え、40では40の事を、50になれば50の事を考える、しかしそれを出来るのは平均的な学力を持つ人です。
大は小を兼ねるから、キャパの大きい人はそうでない人に合わせる事が出来ます。キャパの大きい人にはユーモアのセンスがあります。キャパが小さい人は一杯一杯になり、冗談を言う余裕がないのだと思います。
これを読む人が勉強の出来ない人であっても心配しないで下さい。社会で必要なのは頭脳労働ばかりではないし、社会に出てから勉強する人もいます。
藤子不二雄の一人、藤本弘さんが昔の自分を描いたのがのび太という事ですが、藤本さんの様に子供時代に勉強が出来なくても社会に出て活躍している人はいます。大器晩成と言って優秀な人は脳の発達が遅い場合もあります。
それに加え、ここで話す勉強は座学だけではありません。
人に会って話す事も勉強、教科書に書いていない、学校で教えてくれない、新聞に書いていない、テレビで報道しない、インターネットやSNSにない情報もあります。教えるべき事を親が教えない場合もあります。
どんな事を話すか友達の質にもよりますが、人が教えてくれる情報も沢山あります。友達がいない人は普通の人が当たり前に知っている事を知らなかったりします。
若い人は年上の人と話す事を心掛けて下さい。年上の人と話せば語彙が増え、長年生きた人は情報のストックを沢山持っています。