【前回の記事を読む】習慣化のコツ:とにかくハードルを下げること。「続ける」よりも、まず「始める」。始めるときは、「時刻」も意識して…

第2章 ワクワクリベンジ読書の進め方

(2)ワクワクリベンジ読書の心構え

●無理しない・妥協する・悩まない

一見、当たり前のことのように思われるが、このことは読書活動をスムーズにするためのカギを握ると考える。

①買うのか、借りるのか

②書店で買うのかネットで買うのか、あるいはその両方か

③紙の書籍か、電子書籍か

④全部読むのか、辞書として読むのか

⑤短編メインか、長編メインか

⑥読むペースはどう考えるか

などいくつかのポイントがある。

これらの点については、みなさんにも考えがあると思う。また、近隣に書店や図書館があるかなどの環境によっても異なってくるだろう。

私の場合は、「読書会や書店で面白そうな書籍情報を収集。ネットでネタバレ情報を確認してから、よく考えてネットで購入」という方法を基本にしている。

電子書籍にも興味はあるがまだ経験はない。ただよく電子書籍を使う知り合いの方によると、「コンパクト」で「画面を拡大できる」ところが気に入っているという。興味のある方は参考にしてほしい。

本の読み方としては、小説や随筆、論説文などは最初から最後まで読んでいる。実用書的なものや参考書的なものは、「辞書」のように、調べたいところや気になったところだけ読むようにしている。

中でも小説は、短編を基本にしながら、自分自身の気分が盛り上がった時に長編にチャレンジしている。特にこれから小説を読もうとお考えの方。まずは名前を聞いたことがあり身近に感じるものとか、10~30ページの超短編小説から始めて、180ページくらいの短編小説へと少しずつペースアップしていくことをおすすめしたい。