そして、最後は「悩まない」こと。
高い目標を立て過ぎた。読書を中断してしまった。難解な本やページ数の多い本、高価な本を買ってしまった……。
悩んでも仕方がない。過ぎたことは終わったこととして、それ以上悩まないことである。後ろを振り返らない。悩みは「ストレス」につながる。ストレス解消につながる読書でストレスを感じていては、元も子もない。
また意外に多いのが、購入に際しての迷いである。
買ったはいいが、読まずに積読になるのはもったいない。しかも価格の高いものならなおさらだ。図書館で借りるのもいいが、いつも読みたい本があるとは限らない。
ここもポイントは「悩まない」こと。割り切ることである。
私の場合も積読だらけ。40~50冊くらいはあるだろうか。もっとあるかもしれない。ただ、「積読」は自分自身にとって「ここまで読書を楽しもうとした」という意欲のバロメーターとして、むしろ「誇り」に思っている。勝手な屁理屈であることは重々承知しているが、とにかく悩まないようにしている。
ただし、できるだけ事前に書籍についての情報を集めて、のちのち悩まないようにする努力は必要である。
この点については、次の「ワクワクリベンジ読書の5ステップ」の中でご案内する。
「無理しない」「妥協する」「悩まない」
「ワクワクリベンジ読書」のスタートにあたって、ぜひ参考にしてほしいキーワードである。
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