中国人の生き方はいつも中華となる

前稿で日本の家族ドラマに日本の文化が映っており、私たちは家族ドラマを見て安心し、幸福を味わっている旨の話をしました。

本稿では視点を周辺国に向けてそれぞれの国の文化と特徴について話してみたいと思います。

先ず日本の近隣に存在し、昔から日本が諸々の影響を受けた大国・中国人の生き方について話してみたいと思います。

日本は中国と古い歴史的な繋がりがありました。いまから2000年以上もの前、日本が狩猟、採取を行っていた縄文時代の末期、祖国から追われた中国人が稲作技術を持って九州北部に渡航しています。日本はその渡航人から稲作技術を習得して弥生時代に入り、稲作が始まっています。

2000年以上の前から中国が稲作技術を持っていたという事は、中国がヨーロッパに劣らず歴史のある国だという事が分かります。

その中国のいまの経済は、2011年に日本を抜いてGDP世界2位の経済大国になっており、且つ世界最大の人口大国です。

中国は2048年迄にアメリカと肩を並べる大国になると「公言」していますが、否中国指導部は、「30年代でアメリカを抜き、中国が世界一の強国になる」と、自負するようになっています。

人民もテレビに笑みを浮かべる習主席の自信満々の振る舞いを見て自国がアメリカを抜き、世界一の強国になると思い込んでいるフシがあります。

否中国人だけでなく周辺国の人たちも、いずれ中国が世界一の強国になる可能性があると思っている人たちも多いと思います。

だが、欧米や世界の多くの国の人たちは「どうかな?」「出来るかな?」と半信半疑で中国の力に疑問を持って見ているのも事実です。

中国人は昔から自らを「中華」と称しており、いまの国の名称も「中華人民共和国」としています。中国人が自分たちを中華と自称する事は、文字通り自国が世界の中心であり、華であるとする自覚、自信が込められています。

中国人が自国を「中華」と自称するのは歴史があり、遠く漢の時代からだと言われています。漢の時代の中国人は周囲の民族を東夷、西戎、南蛮、そして北狄と蔑んで呼び、中国が世界の中央に位置する文明大国であるという意識を持っていました。

(参考迄に説明しますと日本は東夷に属し、韓国より更に東にある劣った下位の国となります。)

中華思想は昔から中国が世界の華であり、世界の中心だとする考えです。自国を「中華」と自称して華、スターであるかのように思い込み、それを国名に迄する中国人。

この独善さに中国人の特徴があり、同時に中国の危うさを内包しています。

 

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