3月20日 春分の日、雪ふり~25日

天気悪く、夕方に外へ出る。けいたに車庫の氷柱を雪山に登らせて取らせると、すぐに口に入れた。写したカメラを戻すため家に入ると、外で泣き声がする。あわてて出ると、雪山から滑った顔は雪まみれ。すぐにフロで温めようと家に入れると、さらに泣き叫んだ。なだめてフロに入れたが、持っていたプラのコップで父は顔をたたかれてしまった。まだ外で遊びたかったんだな……。

翌日は車庫の屋根に上がって雪下ろし。けいたはすべり、転げ、べそをかきながらも父のそばを離れようとせず、スコップで雪かきの手伝い。そして一緒に屋根に腰かけていっぷく。大きな氷柱を口に入れたら、汗も疲れも消えてにっこり。

22日:吹雪、ちょっと目を離したスキに、けいたがベビーベッドの“あっか”の脇に潜り込んで、赤ちゃんの胸を軽くたたきながら、子守うたをうたっている。子守された記憶があるのか、不思議なこと?

赤ちゃんに向かって「おいで、おいで」、トイレ中の父には外から「でてこいやー」。「だんけん、ぐー、ぱー、ちー」「あか、しろ、きー」と、ことばがゆたかになる。

朝目覚めてから泣き止まない。父の下着に潜り込んで、同じ首穴から顔を出したらニコニコ顔に。百科事典の人物写真に「パパはいないか」、ひげ男をみつけ「パパ、いたー」。

3月27日 なごり雪~4月6日  【1歳8か月】

次男が生まれて初めて過ごす母と子ふたりの1日を、母はさんざん手こずったらしい。けいたが昼寝中にソファから落ちて頭を打ち、そのまま悲しそうに泣き続けた。

弟が泣くのでだっこすると、けいたは「おんぶ」で、父の腰と肩に子育て本番の重みがかかる。おんぶにだっこでふたりの温かさにはさまれる。

4月7日~15日

けいたが“チューリップ”のうたをうたっている。その声を聞きながら、赤、白、黄など色とりどりの花を思い浮かべ、父・母な感傷的な気分に。