これは、学生の「面割り」をするためだった。ちなみに、「面割り」とは、「面通し。容疑者などを確認するために、関係者が実際にその人の顔を見ること」(『広辞苑』)である。

しかし、この場合は、大学当局が学生を処分の対象とするために、所属学部・名前などを特定することである。事務室で、8ミリカメラは、一コマ一コマ映写はストップされ、「面割り」の作業がなされた。

また、一部は、警察へ資料として提出された。これは、大学当局と宮城県警との39項目の密約(後述、「その5」144~148頁)に基づいたものであった。

「サークル協議会」をはじめとする学生たちは、「サークル活動専門委員会」との団交の開催を求めて、何人かの教官の授業に出向いて、団交を拒否しようとする理由の説明を求めた。

これに対して、教官側は、「授業妨害」のレッテルを一方的に貼って、学生側に対する処分理由にしようとした。

また、「拡大連絡会議」の強権的な方針によって、すべての教官には、学生による「授業妨害」の報告をすることが強制された。

7月24日、大学当局によって「30番台教室」の再ロックアウトが行われた。早朝6時過ぎに、川内の全職員、及び私服警官などが「30番台教室」に集まり、部屋に置いてあった私物などを押収し、ロックアウトを行った。

大学当局は機動隊輸送車8台、放水車、さらには不当逮捕者用の護送車などを青葉山と宮城県警に待機させていた。

学生は、デモをしたりして抗議したが、一部の教官や事務職員は、学生に対して、殴ったり、蹴ったりするなどの暴行を加え、聞くに堪えない罵声を浴びせたりして、ロックアウトを強行した。

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