8 まとめ

このように恵那エネルギー環境研究所の研究施設は,非常に多くの方々の支援や協力のおかげで作り上げることができたのです。さらに,インターネットを活用した情報収集活用,メールなどの活用によるコミュニケーションが不可能を可能にしたと強く思っています。

研究は研究部門,調査部門,実践部門,教育部門の4部門の柱であり,この本の授業,研究,生活,情報の4項目の基盤になっています。  C研究  のところに詳しく書きました。このような考え方や行動の積み上げこそが,学習や研究,生活から人生まで広がり,「人生の探究」をしながら有益な生活を送ることにつながると願い研究を続けています。

B 授業
理科,理学,工学の授業や理工系に合わせた楽しい学び方
理科(小学校,中学校,高等学校),技術(中学校),工業科(高等学校)の授業実践はこれだ!

私が勤務してきた,小学校,中学校,高等学校で,私が担当した教科・科目の授業実践のいくつかを紹介します。この授業実践紹介の教科は,理科,技術,工業科です。これらは,いわゆる理系,理工系と言われる教科です。この授業実践の中には,理科を好きになる子供から理工系列を専門として学ぶ学生や社会人への道筋になるヒントがあると思います。

新学習指導要領の要素やその関連が詰まっています。この授業実践は,常に生活に生かす,実用化を大切にしてきました。これは,学習指導要領の「実際の社会や生活で生きて働く知識及び技能」の実践です。

興味関心を引き出し自ら学ぶ自発性の授業実践・生き方を学ぶ授業。これは,「学んだことを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力,人間性など」。

時代に対応した授業,ICTなどの活用,最新テクノロジー情報活用の授業。これは,「未知の状況にも対応できる思考力,判断力,表現力など」に対応しています。

教職経験は,この本を書いている時点で42年目を迎えますが,今まで長年やってきた各種の授業の方向性が,時代に対応してきたと確信しています。