はじめに―プロローグ

この本の内容は、概ねノンフィクションであるが、登場する会社名、学校名、団体名、地方名、個人名等々については、プライバシーの観点から、配慮するとともに、半世紀というスパンにわたる時の流れにより、内容をわかりやすくする為に一部をフィクションとしている。著者の名前もペンネームとしている。

読者の皆さんには、自分にしかできない自分らしい人生を歩んで頂きたい。その中で夢を描いて、実現に向けて努力して、自分なりの栄光を勝ち取って頂きたい。この本がその参考となり、一助となることを著者の希望とする。

老若男女を問わず、あらゆる夢を抱いている人々に対して、必ず達成することができるということを、著者のメッセージとしたい。

そして、この本を手にした皆さんは、それぞれにふさわしい多様な夢を描いてください。それに向かって挑戦してください。

令和6年10月吉日  著者記す

本書のコンセプト

1.“夢”  は諦めずに努力して持ち続けることと、チャンスを掴んで逃さないことで必ず実現する。

2.現チッソ社員だった祖父の水俣病によると思われる若死から始まる、家族の困窮と苦難という「負のスパイラル」から、80年の時を超えて好循環に転じる。

3.高校に進学できないかもしれないという危機を乗り越えて、「博士」の学位取得。

4.「リカレント教育のすすめ」40代50代からの大学・大学院への挑戦。

5.夢実現は、それで終わりではなく、新たな夢へのスタートである。