【前回の記事を読む】世界大恐慌の中、工場へ勤務。しかし水俣病で一家の世帯主を失ってしまい、途方に暮れてしまうように……。一方、母静子は、昭和6年11月1日に熊本県菊池郡七城村(現在は菊池市七城町)で中本家の長女として生まれた。父親の一義は頑健だったそうだが、静子が4歳の時に、警士として赴任していた満州国(現在中国東北三省、遼寧、吉林、黒竜江)において27歳の若さで不慮の事故で亡くなっている。奇遇…
[連載]夢翔る!——至誠天通、曲折の果てに——
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エッセイ『夢翔る!——至誠天通、曲折の果てに——』【第4回】元 哲倫
祖父母の埋葬場所が、国道建設で道路の下に埋まってしまう!? ――墓参りしていないことを気がかりに思った母が直感で問い合わせると…
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エッセイ『夢翔る!——至誠天通、曲折の果てに——』【第3回】元 哲倫
世界大恐慌の中、工場へ勤務。しかし水俣病で一家の世帯主を失ってしまい、途方に暮れてしまうように……。
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エッセイ『夢翔る!——至誠天通、曲折の果てに——』【第2回】元 哲倫
「この子は運がいい、あと1〜2cmずれていたら…」と医師に言われた「運がいい」という言葉が今でも脳裏に残っている
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エッセイ『夢翔る!——至誠天通、曲折の果てに——』【新連載】元 哲倫
小学生の頃の夢は「博士」になること―50歳で大学院に入学し、夢だった「博士」の学位取得へ