各種方法で情報を検索,求めていくことが必要なのです。さらに,気象台システムは,非常に高価で私設研究所に設置できるレベルではありません。日本のシステムがあまりにも高価なのです。同じようなシステムで,日本のシステムは,アメリカと比較し5倍以上高価なのです。
最終的にアメリカのシステム「DAVISシリーズ」を導入することにしました。当時はアメリカから個人レベルで直接製品を入手する方法は不確定でしたので,日本の代理店,岡山県岡山市の「青電舎」を見つけ入手しました。
同時に,ネットワークカメラ(ライブカメラ)Panasonic製2台を設置しました。PanasonicのWeb:Panasonic business solutionにリンクされています。
ネットワークの専門家(東海市)と知り合い気象台を研究し,恵那ライブ気象台と東海ライブ気象台を設置し,共同研究を続けているのです。
5 太陽熱利用給湯システム
太陽エネルギーというと最初にイメージするのが「太陽光発電」で,太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換するのです。
もう一つ重要なのは,太陽熱利用給湯器です。太陽の光エネルギーを熱に変換させ,水を温めるという仕組みです。
これは,一般家庭などでは,太陽光発電の普及以前の昭和の時代に多くの家庭に設置されていました。いわゆる「天日利用」ということです。コストも安く,一般家庭の屋根で,100L~200Lぐらいを温めました。
システムにもよりますが,夏場ですと60℃から80℃ぐらいになります。最近では,この太陽熱温水器を取り付けている家庭はめっきり減り,太陽光発電に代わってきているようです。