ガイダンス 幸せとは何か ~幸せを知らないと幸せにはなれない~ 幸せになるためには?
不幸せから幸せを知る
二人の言葉に含蓄されているのは、「やりたいこと」を抑制しているのではなく、「やりたいこと」を実現するためには、今目の前の「やらなければならないこと」が重要であることを伝えたものであると思います。
やる気や覇気のまったくない、無気力で自堕落な人間から、人生や仕事に対して燃えるような情熱を抱き、懸命に努力を重ねる人間まで、個人差があります。どちらが「やりたいこと」を実現できるかは自明でしょう。
すなわち、「やらなければならないこと」と「やりたいこと」の優先順位が重要なのです。その意味では、ワークライフバランスは、「やらなければならないこと」と「やりたいこと」のバランスで、その優先順位は人生の中の時間軸で考える必要があります。
最近、切れないパンナイフでストレスを抱えていたのですが、燕三条のパンナイフを買ったら、スパスパ切れて、幸せな気持ちになりました。
そうか、「できないこと」ができるようになったときに 幸せ になることも実感しました。その意味では、「できないこと」はできるようになると 幸せ に変わる 幸せの種 であることにも気がつきます。「できないこと」を諦めるのではなく、「できること」に変えていく努力が必要なのです。
すなわち、幸せ とは、不幸せ の状況を回避し、「やらなければならないこと」をミッションとして捉え、「できること」の輪を広げ、「やりたいこと」を実現することなのです。
さらに、ワークライフバランスを一生のスパンで考える、という考えに到達しました。