絵本・漫画 エッセイ 旅 ヨーロッパ 2024.10.18 【スペイン・ビルバオ】美食の街ビルバオ。この季節にしか味わえない、翡翠色の涙豆。 写真を拡大 始まりはピクニックバスケット 写真を拡大 【前回の記事を読む】【ドイツ・バンベルグ/バイロイト】"楽しみ"はいつでも、どこでも! ~真珠のような街のカフェから~ 【イチオシ記事】老人ホーム、突然の倒産…取り残された老人たちの反応は… 【注目記事】見てはいけない写真だった。今まで見たことのない母の姿がパソコンの「ゴミ箱」の中に
小説 『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』 【第4回】 松村 勝正 家政婦になったときから、ご主人を異性として意識したことはなかった。しかし昨晩の出来事で、奥様に対する小さな嫉妬心が芽生え… 【前回の記事を読む】あの時、家政婦は嫉妬していた…? 家に来て20年。夫の入浴介助は彼女の仕事。それを私が気まぐれで奪って…四方八方から飛び交う市場独特の掛け声や買い物客たちの行き交う足音で、二人はしばらく無言でいた。市場の入り口に差し掛かった所で、美代子が「美月さんは毎日大変ね。私、昨日主人の入浴介助をしたでしょう。初めは軽く考えていたのね。でも無理だと悟ったわ。やはり美月さんにお願いします」…
小説 『新事記』 【第2回】 吉開 輝隆 午前4時24分、大音声を残して消えた老人。その夜、その老人が家を訪ねてきたので挨拶をして下げた頭を上げると… 【前回の記事を読む】朝、痛みと共に目を覚ますと老人がいるではないか。老人は唐突に「われは、伊弉諾(いざなぎ)の尊(みこと)であるぞ」と大声で言いだし......「そなたに、なれる神の名は、かりそめの命(みこと)であるぞ!」つづけて、「われより先(前)の、天(あま)つ神(かみ)に伺候しこう(参上すること)したてまつれ!」と、大音声を残して、静寂な暗闇のなかに消えたようだ。ガラス窓のカタカタは、なく…