絵本・漫画 エッセイ 旅 ヨーロッパ 2024.08.12 【ドイツ・バンベルグ/バイロイト】"楽しみ"はいつでも、どこでも! ~真珠のような街のカフェから~ 旅の食卓 【第2回】 小手川 映子 ワインが並ぶ食卓を、絵具で彩る食卓へ この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 知らない風のにおい、心ときめく料理、不思議と陽気になる人付き合い。みずみずしいままスケッチブックに写された、旅の記憶と食をたどる絵画集。ひとつひとつの出会いが、食の喜びとともに紡がれる。※本記事は、小手川映子氏の書籍『旅の食卓』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 女神の秘密 写真を拡大 でこぼこの真珠 写真を拡大
小説 『余白』 【第9回】 山本 実咲 結婚後発覚したカードローンやら何やらが、もう増えていないことを願う。額は増えていてもいいけど、せめてローン会社の数は… 【前回の記事を読む】「一人で全部育児をする。だからどうか子どもを産んでほしい」――しかし夫は家事も育児せず、これまで以上に「子ども」になった結婚前には突然右脚のふくらはぎに割と大きな柄のタトゥーを二つ入れた。何度見ても何を表現しているのか分からず、それが何なのか何度聞いても忘れてしまうのだが、夏になると毎年、せっかくだから短パンを履けばいいのに、となぜか感じてしまう。タトゥーを入れる日、私は仕事…
小説 『真夜中の精霊たち』 【第10回】 新見 上 彼女の足もとに身を投げ出して亀ダンスを披露したい衝動をおさえ、彼女ににじり寄り… 【前回の記事を読む】お目当ての彼女は婆さんみたいに毛布を被り込み、男女の若者がダンスに興じるのを眺めていただけだった… 彼が毛布を持ってティーピーの前に立つと、まだ外にいた家族達はティーピーの中に引っ込み、中にいたハミングアローがもったいぶって出てきた。彼が来たことに気がついたキッキング・バードの、なんとも言えない深刻そうな表情が気になったが、ハミングアローの顔を見ると、嬉しさに胸が躍らずにはい…