なだらかな田舎道を歩くのも久しぶり。民家も電柱もないし、時代劇ロケにも確かに向いています。岡山県立吉備路郷土館にも、初めて行って見ました。この手前には、旧山手村村役場というわらぶき民家なども移築されています。

館内は古代吉備の遺跡発掘の出土品の展示など、吉備の国の文化は大したものだったんだなと再認識しました。岡山県の南部には古墳などがたくさん点在しているのです。

駐車場へと向かう道すがら、菜の花が咲いた畑もありました。国分寺五重塔のロケーションのために植えられているのかもしれません。このすぐ横にレンタサイクルの貸し出しがあり、駅に乗り捨てできるということでした。

春先にはこのあたり一帯にれんげ畑が出現するはず。楽しみです。以前来たときには国分寺境内だけ見ておしまい、という感じだったのですが、今度はぜひ、このあたりを歩き回ってみたいです。

わらび狩りに玉野市王子ヶ岳へ    2007年5月4日(金)

連休後半のみどりの日です。この日午後から下り坂で翌日から雨が降るかもしれないとの予報に、かねてから連休中に行っておきたかったわらび狩りに出かけることにしました。

山登りなので、身支度は運動靴に長袖長ズボン、それに軍手、わらびを入れるための持ち手つきポリ袋、それを腰につけるための短いたけのエプロン。腰紐だけでもいいのですが、エプロンのポケットも役に立つので。

コンビニでおにぎりとお茶を買い、いざ。

このところ行き先は玉野市王子ヶ岳と決めています。何しろ瀬戸内海の風景を眺めながら、しかも採れ方が半端でないので。

国民宿舎(2012年閉館)のそばの海岸駐車場へ車を止め、登山道から山登りにかかります。案内板では「OJIGADAKE HILL」とあるので調べると標高は231m。海からすぐの山なので高く見えるのかも知れません。

コンクリートの丸太で作られた階段、青竹踏みの要領で土踏まずでバランスを取りながら登るとゲーム感覚で面白く、どんどんはかどります。

気づくと夫がはるか後方に。あらら。3人ほど降りてくる人に出会い、「こんにちは」と挨拶を交わします。中に一人、わらびを採ってきている人も。

【前回の記事を読む】きれいな人だなと思ったら、岡山観光フレンズというミスコンテストの入賞者だった…。

 

【イチオシ記事】我が子を虐待してしまった母親の悲痛な境遇。看護学生が助産師を志した理由とは

【注目記事】あの日、同じように妻を抱きしめていたのなら…。泣いている義姉をソファーに横たえ、そして…