【前回の記事を読む】患者さんたちも実感「運動するとこんなに血糖値が下がる!」
第二章 私の健康観
1 運動
①マラソン
私が走り始めたのは、教育大に通いハンドボールで挫折した頃です。その頃皇居の周りを走っていたのは、まだ我々だけでした。
ですから皇居ランナーのはしりということになります。
その頃はランニング仲間と成田マラソン大会等に出場したりしていました。
その後時間を見つけては、ホノルルマラソン3回、バリ島マラソン10回、フィジー島マラソン3回、サイパンマラソン10回と旅行を兼ねてマラソン大会に出まくっていました。
最高タイムは、千葉佐倉マラソン大会のフルマラソンで、サブスリーにぎりぎり届かない3時間30秒を記録しました。40歳でした。我ながら、よく頑張ったと思っています。
②社交ダンス
横浜市大医学部の時、不純な目的で社交ダンス部に入り、競技にはまりました。
競技ダンスで全日本チャンピオンを目指すようになり、パートナーと結婚しました。
奥さんです。
社交ダンスは男女で踊ります。男性も女性も、上手い相手と踊りたいと精進します。
音楽に身体を合わせ、相手の呼吸にも合わせなければなりません。
心と身体が整わないと上手く踊れない。簡単に語れないほど奥が深いのです。
二人で上手く踊れた時の感動は最高です!
しかし喧嘩もつきものです。
喧嘩で練習ができない時は一人でひたすらマラソンするのがおすすめです(笑)。
今でも週3回スタジオに出向き、プロの先生に教えてもらって精進しています。
③筋トレ
私は年の割に上半身、下半身の筋肉がついています。
実は、マラソンやダンスだけでは上半身のインナーマッスルは鍛えられますが、アウターマッスルはむしろ削げてきます。そこで私は、スポーツジムには通わず、自宅のベランダで、アイソメトリックな筋肉運動を毎日1時間実践しております。
もちろんこれは、誰でもできることではありません。ラジオ体操でも、何でもいいので、まずは自分のできることを毎朝10分から始めてください。必ず効果が出てきます。
実際、仕事前に運動をすることは根性がいることです。
しかし、まず自分の身体を整えてから仕事に臨むことは、楽しく仕事ができるコツだと思います。
身体が温まると、一日のパフォーマンスが上がり、気持ちも前向きになります。
まず毎朝10分! 運動を始めてみてくださいね。