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エッセイ
『Passengers 過ぎ去りし人たちへのレクイエム[人気連載ピックアップ]』
【第12回】
桂 真風

警察から「Nさんの主治医ですか。彼女が昨夜自宅で亡くなって」と電話…その瞬間、私は彼女の死因が分かった。彼女は退院後…

【前回記事を読む】そっと乱れた毛布を直し、「午後4時38分に亡くなられました」と家族に低い声で告げ、一歩下がって手を合わせ頭を垂れた革のジャンパーを着た、いわゆる“ヤンキー”風の外見とは異なり、言葉遣いは丁寧で質問は的(まと)を射ており、彼への印象は時間と共に好転していった。一方、彼女は突然自分を襲った不幸に圧倒されているのか、やや乱暴な受け答えに終始し、時にふてくされて攻撃的でもあった。「わか…

人気小説連載記事

小説
『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[イチオシ連載ピックアップ]』
【第11回】
武 きき

「私ってあげまんなの?私の身体って違う?」翌朝聞いてみると、「はっきり言って他の女性とは違って…」

【前回記事を読む】「下着は僕が選んでいい?今日は白にしよう」泊まりませんかと言われて店で一緒に選んだ。シャワーの後、身に着けて寝室へ行くと…カツオ味噌を食べながらゆりが、「教えてほしい事があるの。いいかしら?」。「何?」「あげまんって、何?」僕は味噌汁を吹き出しそうになった。こんな朝から。「どうしたの、急に」「前の人に何度か、君はあげまんだと言われたけど。教えてもらえなくて、聞かなくていいしお姉…

ランキング

  1. 小説
    『火点し時』
    【第6回】
    順菜
    1位 1

    ホテルに入った途端「もう終わりにしたいの、この関係」と言うセフレ…だから腕を取ってベッドに引き込んだ。組み敷いて…

    【前回記事を読む】同僚(兼セフレ)が「彼女さんに会ってみたい」と言い出した。しかも社食で…急に何故?キッチリ割り切っていたはずなのに…翌日はみどりとの逢瀬の日だった。いつものカフェで、堂々巡りが続い…
  2. 小説
    『記憶のなかで生きる』
    【第17回】
    厚切りゆかり
    2位 2

    母が入院して3週間後の深夜、病院から「お母様の意識がなくなりました。すぐ来てください」飛び起きてタクシーで駆けつけると…

    【前回記事を読む】「3日も熱が続くのはおかしい」と母を病院へ連れて行くと…病名を聞き、「入院が必要」頭が真っ白になった。入院初日、母はとても不安そうだった。「ここはどこ……? 恵美、ここはどこなの……
  3. 小説
    『落花流水のように 巡り合い、惹かれ合う男女が織りなす愛のゆくえ[注目連載ピックアップ]』
    【第2回】
    ラヴKISS MY
    3位 3

    彼には彼女がいるのに…抱き寄せられた。キスは首筋から胸の膨らみへと移り、甘ったるい声が漏れて…

    【前回の記事を読む】初対面の男性に助けられたが…「服も下着も濡れていたから、全部脱がせて、スエットに着替えさせた」「えっ、まさか」「私は西ノ宮沙優と申します。隣のアパートを追い出されて行くところなく…
  4. 小説
    『火点し時』
    【第2回】
    順菜
    4位 4

    同僚と“そういう関係”になって早2カ月。さすがに同僚を抱いた日は、恋人の狭い家に帰る気にはなれず…

    【前回記事を読む】月に3回、同僚とホテルへ行く習慣ができた。職場の飲み会の帰りにそういう流れになって、恋人はいたけど止められなかった。さすがにみどりを抱いた日は静子のアパートに泊まる気にはならないの…
  5. 小説
    『火点し時』
    【第3回】
    順菜
    5位 5

    彼女が他の男に“女の顔”を向けたのを見てしまった日……帰宅後いつもどおり誘ったら、初めて「イヤ」と手を振り払われて…

    【前回記事を読む】同僚と“そういう関係”になって早2カ月。さすがに同僚を抱いた日は、恋人の狭い家に帰る気にはなれず…注文するとすぐに演奏が始まるべく、店内が薄暗くなった。ステージにはピアノと椅子が鎮…

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  1. 小説
    『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[イチオシ連載ピックアップ]』
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    武 きき

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  2. 小説
    『蒼ざめた月の光』
    【第2回】
    林 歩

    終わった後、「君が好き」と伝えると…「あの…勝手かもだけど…もう少しだけ繋がってて下さい……」と言われ…

    【前回記事を読む】「ねぇ…こんなの恥ずかしいよ…」そう言って照れながら周囲を気にする彼女…僕らは、付き合ってはいないが確かに両想いだった。ある時、いつものようにカットの後2人でラーメン屋に行った時の…
  3. エッセイ
    『脳卒中が拓いた私の人生』
    【第10回】
    関 啓子

    来客数3桁にのぼるホームパーティーを主催できるほど、完璧な主婦だった。しかし、脳卒中に倒れた後は…

    【前回記事を読む】職場復帰のために、麻痺や発話障害が残ったまま一人暮らしすることに。不便と不安で怯える中、火傷で追い打ちをかけられ遂に…東京に戻ってからの私は12年ぶりに自宅で待っていてくれた家族(…
  4. 小説
    『超能力探偵 河原賽子』
    【第67回】
    春山 大樹

    宝石展示会に一流の鑑定士を連れて行くと「はっきり言ってアレは、ただのガラス玉です」…すると、展示会の責任者は狼狽して…

    【前回の記事を読む】飛行機事故で両親を失った少女…現場で発見された時、少女がしっかり手に握っていたのは、人間の形をした人形だった。「子供たちはどうなったんですか?」「子供たちはすぐに警察が保護しまし…
  5. 小説
    『店長はどこだ[イチオシ連載ピックアップ]』
    【第21回】
    八十島 コト

    エリート夫は若い部下に猛アタックし、見事ベッドイン。亡き妻のことなどすっかり忘れて…

    【前回の記事を読む】美人妻と中年男、出会いは百貨店の美容部員が行う“性接待”だった。サレ夫は、二人の情景を想像し…その一方で、達郎は、今更ながらに、智子の行動に呆れ果てていた。だが、どちらにしても二…

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