子のない政元は三人の養子を迎えた。一人は摂関家の九条家から澄之を、一人は細川氏庶流の阿波細川家から澄元を、いま一人は細川家庶流の野州家から高国を迎えた。九条家から養子入りした澄之が幼少の頃には、細川本宗家の嫡子に名付ける〈聡明丸〉を名乗らせるなどして後継と定めたのであるが、細川の血縁ではない澄之を細川の家督とすることに異議を唱える者が多く、政元自身も後悔し、細川一族の澄元を新たに後継とした。この…
歴史の記事一覧
タグ「歴史」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
小説『松永久秀~天下兵乱記~』【第2回】児玉 望
【歴史】大軍を率いて摂津国に攻込む…先導者は、12歳の少年
-
エッセイ『ヨーロッパ歴史訪問記』【第2回】村野 憲政
黄金の都市と呼ばれる所以は…百塔の街チェコ「プラハ」を巡る
-
エッセイ『歴史巡礼』【第16回】尾木 公
徳川御三家の一つ「水戸藩」、水戸政権の生い立ちの全て
-
エッセイ『歴史巡礼』【第15回】尾木 公
徳川御三家の一つ「水戸藩」、幕末期の知られざる実態に迫る
-
小説『松永久秀~天下兵乱記~』【新連載】児玉 望
【時代小説】「応仁の乱」家督相続の争いが、戦国の世を生んだ
-
エッセイ『ヨーロッパ歴史訪問記』【新連載】村野 憲政
【西洋】水と建築物の美しい融和…水の都・ヴェネツィアを巡る
-
エッセイ『歴史巡礼』【第14回】尾木 公
【歴史】日本開国後の激動の時代…尊攘派・小川幸三の妻の献身
-
エッセイ『歴史巡礼』【第13回】尾木 公
優秀な兵学者、信州上田藩士「赤松小三郎」の暗殺に迫る
-
エッセイ『歴史巡礼』【第12回】尾木 公
福知山藩を守り抜くため…警備隊長の寺田則栄が決めた覚悟
-
エッセイ『歴史巡礼』【第11回】尾木 公
鳥羽伏見の戦い。多くの藩士が犠牲に…激動の明治維新は
-
エッセイ『歴史巡礼』【第10回】尾木 公
【歴史】忠義に厚い武士…岡本藩重臣・熊田恰の墓前に立つ
-
エッセイ『東京の街を歩いてみると』【最終回】原田 和幸
【東京の街を歩く】かつての工場地帯「豊洲」新都市への変身
-
エッセイ『歴史巡礼』【第9回】尾木 公
150余名の藩兵の助命を嘆願し、自刃…「熊田恰」の生き様
-
エッセイ『東京の街を歩いてみると』【第22回】原田 和幸
【東京の街を歩く】埋め立て地「月島」下町から変貌を遂げ…
-
エッセイ『歴史巡礼』【第8回】尾木 公
「鳥羽伏見戦争」敗戦…家門11万石・桑名藩の行く末
-
エッセイ『東京の街を歩いてみると』【第21回】原田 和幸
【東京の街を歩く】第3の「山の手」は西に、東京は陸から海に
-
エッセイ『歴史巡礼』【第7回】尾木 公
旧幕府軍 vs 薩長軍…「鳥羽伏見戦争」終焉までの流れ
-
エッセイ『東京の街を歩いてみると』【第20回】原田 和幸
【東京の街を歩く】知る人ぞ知る渋谷の「大人の隠れ家」って?
-
小説『GLO・秋の読書フェア』【『マダム・モネの肖像』最終回】松井 亜樹
【秋の読書フェア】クロードを訪ねてきた大男。その正体は…
-
エッセイ『歴史巡礼』【第6回】尾木 公
【歴史】慶応4年1月3日…なぜ「戊辰戦争」は始まったのか