「姉上様……」 窓から月の光が差し込み、紗久弥姫を照らす。ぼんやりと月を見つめていたその時、紗久弥姫は父の和清から語り聞いた話を思い出した。それは、奥宮の森に人ひとりがやっと渡れる程の細く長いかずら橋が在り、その橋を渡った先に月の沼があると……。月光が明るく降り注ぐ夜、里の守り神の龍神様が天から舞い降りられるのだと。紗久弥姫は寝床から立ち上がり、二人の侍女を起さぬ様にそっと部屋を抜け出した。…
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