実家からは「そろそろ米が底を尽く頃合い」と思ってか、絶妙のタイミングで米が送られてくる。こういう具合だから、ひもじい思いをした記憶はない。それでも雄太は金使いが荒いから月末になると金欠病に悩ませられる。今と違って「金送れ」の電報を打つ。今の時代ではスマホなどという便利な通信手段があるが。「またか! 困ったものだ」と両親の嘆き節が聞こえてくるようだ。両親は雄太からの「金送れ」の電報にびくびくしなが…
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小説『議員宿舎の青春』【第12回】畔蒜 正雄
「情けない」…貧乏な両親から大金をせびる「金欠病」の学生時代
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小説『いつか海の見える街へ』【第3回】須賀 渚
妻を思うゆえにすれ違い、1人で東京へ…「何重にも傷つけた」
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第3回】鷹嶋 ちた
数多くの称賛で溢れた…『音楽のプリンス』ジャンネットの知られざる半生
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小説『鋲【文庫改訂版】』【第3回】菜津川 久
え、立ち退き!? 「焼けたと思えばいいんじゃないですか」焼け残ったこの家を米兵が目につけて
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小説『第三のオンナ、』【第9回】椎名 雅史
「三人めに会うと死ぬ。」…これだ!これならきっと、あの子に復讐できるはず!
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エッセイ『振り子の指す方へ』【第7回】山口 ゆり子
【小説】白いワンピースに淡い桜色のボレロ 。紅茶のトレーも危ぶまれるほどの華奢で白い少女は
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小説『維新京都 医学事始』【第9回】山崎 悠人
森鴎外ら語る「当時の日本人医師たちは、みな御雇い西洋人教師に、本当に世話になった」
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小説『ノスタルジア』【第13回】森下 修作
「死ね、バカ!!」突然友人からかけられた言葉に戸惑うも、それは…
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小説『Someday, Somewhere!』【第12回】宙舞 えみり
「ごめんなさい。勝手なことをして」浮気された妻、子を遺し海へ…
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小説『光と闇の相剋』【第4回】髙嶋 郷二
春の昼過ぎ、ウトウトしていると…「何者かに両足首を掴まれ」
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小説『雲海のエガミ』【第6回】こた
異様な雰囲気を放つ軍艦…魚船零族狩りに周囲を囲まれて…
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小説『千恵ねえちゃん』【第5回】城 唯士
「これからもずっと迷惑をかけるんだ」お姉ちゃんたちとの新しい暮らし
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小説『べとべとべー』【最終回】わたなべ みゆき
“おまえ、今日頑張れよ” 信じてくれていた友の声を胸に「べとべとべー」思いきり板を蹴ってトブ!
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小説『近づく果実 』【第5回】鈴木 寂静
「広告を取ることは人間的な魅力が必要なんだよ。」営業先の店長がライトグリーンのスーツ姿を気に入ってくれて
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小説『ラガーマン ジャッカル翔』【第5回】上山 照
「男の方を探せ!」王子を襲ったと思われた男は命の恩人だった!? 泣きそうな目をした王子は…
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小説『カトリーヌと囁き森』【第6回】智佳子 サガン
奇病にかかった夫人に「きっと役に立つ」、きれいな一冊の本
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小説『ヒミツのレクイエム』【第10回】氷満 圭一郎
「単なるゲームではなかった」救いを求めつつ、若さゆえの愚かな行為に没頭する19歳の私
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小説『ヒズミのなかの住人たち』【第6回】葉 リヒロ
【小説】データが処理しきれず熱くなる体「これは悲しいのか、嬉しいのか、怒りなのか」
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小説『星空の下で』【第6回】つむぐ
背中を押してくれた先輩の言葉。お礼を言いたいのに…「どこに行ったのですか、先輩」
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小説『奇想・追想・烏兎怱怱』【第2回】無才 安
感銘を受けるほどの漫才に会場は静寂無音。観客の「面白くても笑ってあげない」のワケ