「しおちゃーん、だっこしたげる」長かった入院生活を終えてしおちゃんが家に帰ってきた。僕と珠ちゃんはまだまだ小さなしおちゃんをベッドからそっと降ろして小さな手を握ったり柔らかなほっぺをツンツンしたり抱っこをしたりして遊んだ。でも中々しおちゃんは笑ってくれない。うーん、どうしたら笑ってくれるのかな? そんなことを考えることでさえも初めての妹との暮らしとお兄ちゃんになった実感とでとても楽しかった。最初…
家族の記事一覧
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小説『笑生』【第6回】大宮 雫
長い入院生活が終わった矢先…あまりにも短すぎる妹との思い出
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エッセイ『ドーナツの穴 大動脈解離からがんになった母を看取るまで』【第2回】なるお みきこ
「縛るのは実の子供の役目だ」暴れる祖父に勇気が出ず、母は…
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小説『あなたと虹を作るために』【第18回】福田 恭子
「もう嫌なのよ」あわや破局の男女…仲直りのきっかけとなった“男の一言”
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小説『二つの墓標 完結編』【新連載】丹波 燐
【小説】「ソウルよりプサンの空気がうまいなあ」一人つぶやく
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エッセイ『王様と母と私』【第4回】田中 靖三
「挨拶をする時はハビビンシディーと言うのよ」王妃の一人に教わった言葉の意味に驚愕
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小説『遥かな幻想曲』【第26回】尾島 聡
「ねえ、いい話と悪い話どっちから聞きたい?」…目が生き生きと輝く笑顔はまるで天使
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エッセイ『一族の背負った運命【文庫改訂版】』【第13回】
ゲルニカと広島の数奇な因縁…シュールレアリズムに傾倒した「山路商」の先見性とは
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エッセイ『毒親の彼方に』【第24回】袰岩 秀章
毒親に育てられた娘…「お母さんの料理はおいしい?」に絶句
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小説『獅子谷家の事情』【第2回】棚小路 蔵人
責任追及を避ける口達者な息子…母は「頭がいいんだか、悪いんだか、この子は」
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エッセイ『イジメられっ子の僕が愛を知った真夜中に』【第6回】森田 亮介
成績も悪いイジメられっ子…「父親への殺意」が芽生え始めて
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エッセイ『王様と母と私』【第3回】田中 靖三
「モロッコ国王のマッサージ師」となった母の日記の中身
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エッセイ『毒親の彼方に』【第23回】袰岩 秀章
「わたしは一生母親のペットだ」毒親に育てられた娘の壮絶人生
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小説『獅子谷家の事情』【新連載】棚小路 蔵人
【小説】「やればできる。まだやってないだけ…」という幻想
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エッセイ『イジメられっ子の僕が愛を知った真夜中に』【第5回】森田 亮介
入院中、担任が持ってきた皆からの千羽鶴と手紙を疑ったワケ
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小説『笑生』【第5回】大宮 雫
別れる直前、最後にお兄ちゃんが「よかったね」…その意味とは
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エッセイ『ドーナツの穴 大動脈解離からがんになった母を看取るまで』【新連載】なるお みきこ
出産以上の激痛…「母がドーナツなんとかって病気で死にそう」
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小説『あなたと虹を作るために』【第17回】福田 恭子
「親離れするまで母親は働いてはいけないの」と義母に言われ…
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エッセイ『王様と母と私』【第2回】田中 靖三
モロッコ国王のマッサージ師になった母…娘には「勉強頑張って」
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エッセイ『毒親の彼方に』【第22回】袰岩 秀章
【毒親に育てられた娘の告白】努力して結果を出せば、母が自分の手柄にしてしまう…
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エッセイ『イジメられっ子の僕が愛を知った真夜中に』【第4回】森田 亮介
ゾンビのように這いつくばり…イジメられっ子に追い討ちをかける「喘息」の壮絶