その時、携帯からメロディが鳴った。「ミヨ先輩からだ」椅子から立ちあがり、少し伸びをすると、達也は部屋のテーブルに置いてある携帯を手に取った。メロディはミヨと同じ『ブリリアント・スノー』だ。文化祭のあと、達也もこの曲をダウンロードし、ミヨからの通信があった時だけに鳴るように設定していた。このバラード曲が携帯から流れるたびに達也の心は躍る。『達也くん、こんばんは。勉強、とても順調そうね。だけど、英語…
ミステリーの記事一覧
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小説『アザユキ』【第22回】式田 亮
図書館でいっしょに勉強するというのはどうかしら?
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小説『アザユキ』【第21回】式田 亮
お願いごとをすればサンタさん絶対来てくれるよ
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小説『アザユキ』【第20回】式田 亮
物陰から二人に向けられた視線
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小説『アザユキ』【第19回】式田 亮
しばらく無言でビターチョコを食べ続けていた。
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小説『アザユキ』【第18回】式田 亮
なんだか星を独り占めしてるみたい
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小説『アザユキ』【第17回】式田 亮
赤い光がミヨの体を包み揺らめいている
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小説『アザユキ』【第16回】式田 亮
携帯のアドレスを交換してくれませんか?
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小説『アザユキ』【第15回】式田 亮
なんか誤魔化された感じ
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小説『アザユキ』【第14回】式田 亮
タイムカプセルを探す
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小説『アザユキ』【第13回】式田 亮
彼女は右手をゆっくりと差し伸べてきた
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小説『アザユキ』【第12回】式田 亮
偏差値を三十以上も上げていかないといけない
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小説『アザユキ』【第11回】式田 亮
県内でもトップクラスの進学校だよ
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小説『アザユキ』【第10回】式田 亮
まだ受験校どこにするか悩んでる感じ?
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小説『アザユキ』【第9回】式田 亮
運命のね、赤い糸って言うんだって
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小説『アザユキ』【第8回】式田 亮
彼女の体がほんのりと赤く光って見えた
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小説『アザユキ』【第7回】式田 亮
将来の夢はあるか?
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小説『アザユキ』【第6回】式田 亮
みんな優等生なんだろうな……
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小説『アザユキ』【第5回】式田 亮
教えてほしいのはこっちなんだよ!
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小説『アザユキ』【第4回】式田 亮
すみませんで済むなら警察はいらないんだよね。
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小説『アザユキ』【第3回】式田 亮
「三百円しかない」