香り「香りゆかしい桐添えて本の字輝る我が章」で始まる私の小学校校歌。今はもう生徒数減で消えてしまった。ただ校歌の石標は残っている。「桐の香り」とはどんなものか。和風の甘い香りというが中々表現しにくい。桐の花を手に取ると、紫色で真中に薄茶色の膨らみが二つある。平安時代ならきっと小川の流れに身を任せ、恋する人に文と共に流したか。東伊豆の河津温泉に行けば匂うかもしれない。その近くの熱川温泉に行ったこと…
エッセイの記事一覧
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エッセイ『旅に遊んで』【第5回】吉田 昭雄
眼をつむって反芻する…桐の香りで思い出す「祖母の家での記憶」
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エッセイ『南半球の三日月』【第2回】久富 みちよ
「石を積んだ家が並ぶ中世のような村」に「小高い丘」。飽きることない景色に抱かれて
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エッセイ『貧しさは人生の花』【第4回】伊藤 フサ子
仕事を順調にこなした父の「50年以上経った今」に垣間見た“生きた証”
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エッセイ『創られてゆくいのち ─精神的いのち考─ ~ 大自然(“Mother Nature”)の申し子 人間の授かった精神的いのちをどう整えていくか ~』【第8回】青山 巖豪
この上なくありがたく、この上なく惨むごいいのちである「生理的いのち」の働き
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エッセイ『老人ホーム施設長奮闘記』【第3回】山田 勝義
月末になると激しくドアを叩く入居者…認知症になっても忘れない「現役時代の苦労の記憶」
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エッセイ『村においでなさい』【第10回】正木 ふゆみ
詩集「村においでなさい」より三編
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私』【第7回】野沢 りん
【エッセイ】旅館の人も困惑…夜、子供3人を連れた“逃避温泉旅行”
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エッセイ『誘われて』【第8回】小村 康子
葉だけでも楽しませてくれる…「脇役としても欠かせない美しい葉姿」に脱帽
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エッセイ『ふしぎに出会う日々』【第5回】西谷 正文
「文章を書く上に一番参考になったのはハーンではないか」知られざる志賀直哉と小泉八雲との関わり
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エッセイ『冬の日の幻想』【第8回】茶井 幸介
数々の天才達も我々と変わらぬ人間で「たまたま運よく、あるいは運悪く選ばれた」…?
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エッセイ『生人』【第2回】碧木 文
「この国の多くの政治家がある宗教団体に取り込まれていたとは…」
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エッセイ『句碑と遊ぶ』【第2回】松下 与志子
「五七五の短い詩型を二千年以上も前から使って」他の国には無い、日本人の誇るべき「俳句」文化
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エッセイ『鶴崎昌子 青春日記集』【第2回】鶴崎 昌子
私はいつもぶつぶつと、この世に多くの不満があるような顔をしているんだ…
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エッセイ『運命に寄り添う、そして生きる』【第12回】輪月 舟
「生き地獄だった」優秀なお嬢様が抱えたヒミツは誰にも明かせず…
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エッセイ『四国八十八カ所』【新連載】深山 無行
「へんろは、心身一体の旅」合計108回!? お遍路参りを続けたワケは…
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エッセイ『おっぱいがウインクしてる』【第6回】牧 柚花
気付いた瞬間、思わずクスッ「あらま、おっぱいがウインクしてる」
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エッセイ『逆境のトリセツ』【第6回】谷口 正典,益村 泉月珠
「あなたの人生に二択を準備したんだけど聞いてくれる?」私は彼から“逃げ”なかった
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エッセイ『酒とそばと』【第11回】犬田 忠之
チンパンジーが人目を盗んで酒を飲む!? 世界各地でみられる「猿酒」の話
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第4回】堀内 昌子
ALSと診断された夫「人工的な補助装置は一切拒否する」家族はどうにか説得しようと画策するが…
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エッセイ『エスケープ』【新連載】横山 空
【エッセイコンテスト「大切な家族のものがたり」大賞受賞作】「ママちゃんは高次脳機能障害という障害を持っている」