【東鎌尾根】 チーズもらって飴玉返す ~1973年7月(36歳)~行くか戻るか結局、私は8割まで来た道を引き返す気にはなれなかった。水俣乗越までの下りは、岩に這いつくばりながら(来なければ良かった……)という後悔の気持ちと戦いながら、一歩一歩慎重に下りた。道が靴の幅くらいしかないところもあった。右にも左にも落ちたら終わりだ。遺体さえ発見されないかもしれない。(何でこんな危ないところに来てしまっ…
登山の記事一覧
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エッセイ『山心は紳士靴から始まった』【第12回】吉田 賢憲
妻と8歳の長男、3歳の娘を持つ男のやることじゃないな……
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エッセイ『山心は紳士靴から始まった』【第11回】吉田 賢憲
滑り落ちそうで動けなくなってしまった
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エッセイ『山心は紳士靴から始まった』【第10回】吉田 賢憲
戦場では鉄砲の弾が怖いが、山では落石が怖い
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エッセイ『山心は紳士靴から始まった』【第9回】吉田 賢憲
お! 今日は燃えてるね
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エッセイ『山心は紳士靴から始まった』【第8回】吉田 賢憲
え! あんた槍ヶ岳も知らないの?
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エッセイ『山心は紳士靴から始まった』【第7回】吉田 賢憲
易しく見える山でも「なめるなよ」と教えられた
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エッセイ『山心は紳士靴から始まった』【第6回】吉田 賢憲
満州の未開の地をさ迷っているような気分
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エッセイ『山心は紳士靴から始まった』【第5回】吉田 賢憲
リュックじゃなくてボストンバッグだぜ……
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エッセイ『山心は紳士靴から始まった』【第4回】吉田 賢憲
朝起きると、枕が嬉し涙でビショビショに
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エッセイ『山心は紳士靴から始まった』【第3回】吉田 賢憲
人間なんてちっぽけなものだ。大した違いはない
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エッセイ『山心は紳士靴から始まった』【第2回】吉田 賢憲
死ぬのは明日でもいいじゃないか
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エッセイ『山心は紳士靴から始まった』【新連載】吉田 賢憲
ご先祖さまたちの「昔の言動」をときどき思い出す