恐る恐る言った金森の言葉に、貝崎も同意する。「確かに不自然だ。で、その乗客の身元は?」「遺体は損傷が酷く、顔の確認はできません。ただ、ゴンドラ内で財布が燃え残っていました。どうやらこれだけ耐火加工のものだったようで……中から免許証が見つかりました。死亡したうち一人は東京都在住の男性、藤沢太史ふじさわたいしさん、七十二歳だと思われます。今は現場保持に努めていますが、その後は遺体を司法解剖にかけDN…
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小説『再愛なる聖槍[ミステリーの日ピックアップ]』【第11回】由野 寿和
「観覧車ジャック?聞いたこともないな」信憑性に欠ける。だが、観覧車が故意に停止され、墜落させられていたとしたら…
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小説『アイアムハウス』【第12回】由野 寿和
6年前に引っ越してきた一家。何故、母親は急に去年の4月から働き出したのか?
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小説『再愛なる聖槍[ミステリーの日ピックアップ]』【第10回】由野 寿和
「捜査一課がなぜ?事故じゃないんですか…」展望型巨大観覧車が停止し、ゴンドラの一つが墜落した。被害者は死亡して…
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小説『アイアムハウス』【第11回】由野 寿和
刑事の矢継ぎ早な質問に気圧されそうになりながらもあの日目にしたことを話す第一発見者
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小説『再愛なる聖槍[ミステリーの日ピックアップ]』【第9回】由野 寿和
「俺達は上空120mで宙吊りされた箱の中だ。この箱もいつ落ちるか分からない…」史上初の観覧車ジャック、頼りはただの女子大生!?
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小説『アイアムハウス』【第10回】由野 寿和
殺人事件の第一発見者である花屋の女性。突然訪ねてきた刑事にアリバイを聞かれ…
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小説『再愛なる聖槍[ミステリーの日ピックアップ]』【第8回】由野 寿和
「これはアトラクションだよ、何も怖くない」-頭上のゴンドラが墜落し、激しい火の手が…これは、観覧車を使った計画殺人だ。
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小説『アイアムハウス』【第9回】由野 寿和
長男が家族を殺した?いや単純な一家心中や不慮の事故ではない。猟奇的殺人をする理由は何なのか…
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小説『再愛なる聖槍[ミステリーの日ピックアップ]』【第7回】由野 寿和
停止した観覧車内に人工的で奇妙な声が流れた。「君らには時計の針になってもらう…」直後、上の方から金具が揺れる音が響いて!?
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小説『アイアムハウス』【第8回】由野 寿和
「助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて!」オンラインゲームの最中に背後から襲われた長男
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小説『再愛なる聖槍[ミステリーの日ピックアップ]』【第6回】由野 寿和
ゴンドラが不自然に大きく揺れ、巨大観覧車が完全停止した!?「ねえ、どうしたの?なんで?」混乱している娘を前に私は…
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小説『アイアムハウス』【第7回】由野 寿和
「暗いな」…薄暗い典型的な「引きこもり」部屋で倒れていた長男
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小説『再愛なる聖槍[ミステリーの日ピックアップ]』【第5回】由野 寿和
「ご、ごめんなさい」泣きそうな声を出す娘。老紳士にジュースをこぼしてしまい、クリーニング代や時計の弁償を考えていたが…
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【10月7日はミステリー記念日!】GLOで読めるミステリー特集!
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小説『アイアムハウス』【第6回】由野 寿和
浴槽に溜められていたのはお湯…犯人は医学の知識がある人間なのか?
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小説『再愛なる聖槍[ミステリーの日ピックアップ]』【第4回】由野 寿和
「私のこと見てないし、私の話聞いてない」迷子になった娘の言い訳は、元妻にいつも言われていたのと全く同じで…
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小説『アイアムハウス』【第5回】由野 寿和
何故、この一家が狙われたのか?怨恨か?誰の交友関係からこの悲劇が起こったのだろうか…
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小説『再愛なる聖槍[ミステリーの日ピックアップ]』【第3回】由野 寿和
娘が遊園地で迷子に!トラウマが蘇ったように体が震える。人ごみを掻き分けて走っていると、迷子のアナウンスが響き渡ってきて…
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小説『アイアムハウス』【第4回】由野 寿和
無理矢理侵入した形跡はなく顔見知りの犯行か?犯人は二人組?果たして計画的犯行か、突発的な犯行か…
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小説『再愛なる聖槍[ミステリーの日ピックアップ]』【第2回】由野 寿和
久しぶりに会った娘は元妻の陰に隠れている。元妻は、「夜迎えに来るから。その時に大事な話がある」と苦しげな表情で…