ところで世阿弥は「老木おいきの花」ということも言っている。そして『老女もの』と呼ばれる演目を能の至高のものとしている。とすれば「時分の花」を思うにはもう遅すぎるけれど、まだ「老木の花」を求めていく道は残されているかもしれないと、かすかに希望をつなげたのだが……世阿弥はそうは甘くない。じつは老木に花が咲くということは、二十代三十代、それぞれの年代に確実に花が咲いていなければならないと言っているのだ…
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