二〇一一年の東日本大震災によって、私は生まれて初めて自分が何もできない人間なのだということに気づかされ、自信のすべてを失ってしまった。そのどん底からなんとか抜け出したころ、お出しした年賀状のお返事でこの言葉を戴いたことがある。その年賀はがきには、原稿を書く人特有の、特徴のある字で一行「時分の花よりまことの花」とあった。この言葉は世阿弥の言葉だとは知っていたし、意味も多少は理解していたつもりだった…
エッセイ
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