「自分達で育てられないのなら、子供なんて産まなければいい!」その考えのもと、自分の子供だけには同じ想いをさせたくはないと強く感じていた。『できちゃった結婚』はまさに責任感のない人間達のなせる技だと思った。結婚という覚悟ができてない未熟な人間が、子供なんて育てられるわけがない。事実、彼らの離婚率は高い。離婚で一番傷つくのは、子供だ。自分にとっては世界でたった一人のお父さん、お母さん。それなのに大人…
[連載]不倫の何がいけないの?
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小説『不倫の何がいけないの?』【第15回】安本丹
大人になってからも、「親無し」というレッテルには悩まされた
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小説『不倫の何がいけないの?』【第14回】安本丹
夢を捨てきれず…母は、私と父を残してヨーロッパへと旅立った
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小説『不倫の何がいけないの?』【第13回】安本丹
彼女なりに選んだ答え…「堕ろすのは怖いし手術する金もない」
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小説『不倫の何がいけないの?』【第12回】安本丹
金髪にパンダメーク、趣味はパチンコ、酒に煙草。でも、高潔。
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小説『不倫の何がいけないの?』【第11回】安本丹
断じて『できちゃった結婚』ではない。私にとってそれが重要。
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小説『不倫の何がいけないの?』【第10回】安本丹
「幸せになりたい」のと同時に「幸せだと思われたい」
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小説『不倫の何がいけないの?』【第9回】安本丹
もし就職できなくたって、彼がいつかは結婚してくれるだろう
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小説『不倫の何がいけないの?』【第8回】安本丹
鬼の形相で彼を怒鳴りつけても「生粋のマゾヒスト」な私
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小説『不倫の何がいけないの?』【第7回】安本丹
「この水が溢れるのはいつ?」ワガママを重ねる私に彼は…。
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小説『不倫の何がいけないの?』【第6回】安本丹
彼が重い腰をあげた私の一言「どうせ何もしないんでしょ?」
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小説『不倫の何がいけないの?』【第5回】安本丹
「俺のこと嫌い?」私は雄太を好きでもないし、興味がなかった
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小説『不倫の何がいけないの?』【第4回】安本丹
デートしたことない男子の家に…私の中では後ろめたさが勝った
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小説『不倫の何がいけないの?』【第3回】安本丹
「最初からたいして好きじゃなかった」彼の一言に私は……。
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小説『不倫の何がいけないの?』【第2回】安本丹
チャットに飽き始めていた頃、学校での恋愛事情が気になり始めた
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小説『不倫の何がいけないの?』【新連載】安本丹
私が貞操観念に目覚めたのは十五歳の頃だった。
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