「初恋も未経験の十六歳が何をそんなに焦ってたのか。確かに女子高生が女子高生でいられるのは三年間だけだけど、そう思えるのもだいたい大人になってからでしょう」ベッドの上でうんうん唸る私を、冷たい視線が見下ろしていた。「困ってるなら、僕が書かせてあげようか?」「そのやり取りも飽きたなあ」「飽きた……?」悪魔が目を丸くする。この男にこんな顔をさせるなんて、私もなかなかやるではないか。「大丈夫。まだ上手く…
[連載]人生の切り売り
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小説『人生の切り売り』【第10回】亀山 真一
初めての恋人をネタにした話を書いたら映画化!さらに続編を企画してもらえないかと嬉しいオファー
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小説『人生の切り売り』【第9回】亀山 真一
欲していたのは経験だった。だからたいして好きでもない男の恋人になり、キスをして、初めてまでも捧げてしまった。
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小説『人生の切り売り』【第8回】亀山 真一
彼氏ができたと溢れんばかりの笑顔を見せながら報告してきた妹。「……タクミくん?」その名を聞いて、急に嫌な予感がした
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小説『人生の切り売り』【第7回】亀山 真一
「ごめん」と、こちらが拍子抜けするほど素直に首を垂れ、謝ってきたイケメンの彼
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小説『人生の切り売り』【第6回】亀山 真一
「あんな年下のイケメンよく捕まえたわよね。しかも結構続いてるでしょう」
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小説『人生の切り売り』【第5回】亀山 真一
コンプレックスである大火傷の痕。悪魔は「大事に取っておいたんだ?」と冷たく言った
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小説『人生の切り売り』【第4回】亀山 真一
不意に彼が、こちらへ向かって手を伸ばした。冷たい指先が顎を捕まえ、そして唇に…。
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小説『人生の切り売り』【第3回】亀山 真一
独身アラサー女の私の部屋に、突然年下のイケメンが転がり込んできて…。
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小説『人生の切り売り』【第2回】亀山 真一
原稿を手に取ろうともしなかった女性編集者だったが、イケメンが一言頼むと状況は一変
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小説『人生の切り売り』【新連載】亀山 真一
「君の人生、僕が売ってあげようか?」小説家の前に現れた悪魔は…