【前回の記事を読む】消灯時間を過ぎても騒がしい小児科の廊下。耳に入る「状態」「悪い」ということばが僕を怖がらせ、友達は何かを察しているが......僕は窓から外を見るのが好きだったので、もっと遠くを見たいと母に言うと、自宅にあったオペラグラスを持ってきてくれたので持っていた。暗い中だったので、手探りで引き出しの中からオペラグラスを手にして、たっちゃんに渡した。その騒々しさの中で、隣の病室にいたヒ…
[連載]医療者のことばの持つ力
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エッセイ『医療者のことばの持つ力』【第11回】田中 順也
【小児科入院】「やっぱりクリーンルームや」「誰か死ぬのかな、誰が死ぬんやろ」――消灯時間を過ぎても外が静かにならなくて…
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エッセイ『医療者のことばの持つ力』【第10回】田中 順也
消灯時間を過ぎても騒がしい小児科の廊下。耳に入る「状態」「悪い」ということばが僕を怖がらせ、友達は何かを察しているが......
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エッセイ『医療者のことばの持つ力』【第9回】田中 順也
【小児入院】差し入れも間食も、病棟から出ることも禁止。食事も外出も我慢しているのに、「一番年上なんだから我慢して」
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エッセイ『医療者のことばの持つ力』【第8回】田中 順也
初めての入院生活は我慢ばかり。いつもは邪険にしている両親にもなかな会えず、寂しさがあふれ出し...
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エッセイ『医療者のことばの持つ力』【第7回】田中 順也
先生からは、もうこの病院では治療することができないと言われ…。そして、僕に聞こえないようにどこかに電話をしながら泣いていた母
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エッセイ『医療者のことばの持つ力』【第6回】田中 順也
その日もいつものように学校から帰ってすぐに宿題を済ませ、算数の宿題は兄に教えてもらおうと兄が帰ってくるまで寝転がってテレビを見ていた。するとテレビの画面がグニャグニャに揺れて見えはじめ…
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エッセイ『医療者のことばの持つ力』【第5回】田中 順也
何度も何度もお願いをしても首を縦に振ってくれなかった母。その理由は…
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エッセイ『医療者のことばの持つ力』【第4回】田中 順也
痛い注射を我慢して飲むサイダーは最高!母と兄と僕の3人だけの秘密にワクワク
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エッセイ『医療者のことばの持つ力』【第3回】田中 順也
祖母が悪気なく言った一言。その言葉を聞いてから、お肉が食べられなくなってしまった
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エッセイ『医療者のことばの持つ力』【第2回】田中 順也
いつもの味に帰ってきたと実感。実家で父、母、兄と一緒に食卓を囲み舌鼓
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エッセイ『医療者のことばの持つ力』【新連載】田中 順也
病気があることは辛いし苦しいけれど、決して不幸じゃないんだと感じてほしい