みかどに毎日のように来ていたのが、中学三年生の小谷くん。彼が買うのは、不二家の缶入りミルキー。店の冷蔵庫から一缶出して「おばさん、これください」とお金を払っていると、仲間もやって来て、ブタメンやあんこ玉を食べながらお喋りしていきます。小谷くんはヤンチャな評判が立っているようでしたが、彼を両親はとても可愛がっておりました。同級生らと楽しく喋っている様子を見ていると、普通の中学生にしか思えませんでし…
[連載]ねぇねぇみかどのおばさん
-
エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【第13回】六谷 陽子
「不良のたまり場だから出入り禁止」!? ―下町の駄菓子屋みかど。毎日来ていた中学生たちが、ぱったり来なくなったと思ったら…
-
エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【第12回】六谷 陽子
「自分たちのこと、できが悪いなんて言っちゃダメだよ。」みかどのおばさんの言葉に、ヤンキー達の表情は柔らかくなった。
-
エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【第11回】六谷 陽子
反抗期はちょっと長めのハシカみたいなもの 母親たちの良き相談相手として話を聞く母の姿。
-
エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【第10回】六谷 陽子
乳飲み子から駄菓子屋デビューまで まちの子供を優しく見守り、励まし、手助けをする母の姿
-
エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【第9回】六谷 陽子
いじめのあった職場が日本一の売上に?お昼休憩中に一体何が…
-
エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【第8回】六谷 陽子
「顔も心もブスになるんだよ」。女の子をいじめようとしていた男の子に言い切った母
-
エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【第7回】六谷 陽子
「男と女が仲いいと、どうして相合傘を書くの?」という子供の質問に対する素敵な答え
-
エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【第6回】六谷 陽子
好きな人はクラスでモテモテ…駄菓子屋のおかみに相談してみたら…!?
-
エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【第5回】六谷 陽子
近所のおばさんたちに「みかどは不良のたまり場だから、怖いわよね」と噂され…。
-
エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【第4回】六谷 陽子
こんな些細なことで心底喜んでくれるなんて!絶対に不良になるはずがないと確信した瞬間
-
エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【第3回】六谷 陽子
不良とつるみ始めた近所の男の子…。駄菓子屋のおかみが決行したのは「えこひいき」作戦!?
-
エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【第2回】六谷 陽子
思い出すのは「みかど」が開店した頃のこと。子どもたちの声が賑やかな下町の世界。
-
エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【新連載】六谷 陽子
改まった父からの「店を閉めようと思っている」気丈な娘の内心は…