アメリカの心理学者であるロロメイが、生まれることの三つの不自由について説明しています。それは子どもが①自分の「生」を選べない、②自分の「性」を選べない、③自分の「親」を選べないという不自由な選択をして人間として生まれるということです。子どもは親の意思によって生まれさせられる現実があり、そこに子どもの意思は介在しません。また、身体的性差はあらかじめ与えられています。さらに、いくら不都合な親であって…
[連載]隣る人
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エッセイ『隣る人』【第10回】仲 律子
児童養護施設「光の子どもの家」の施設長の菅原哲男さんの講演を聞いて心に残った言葉「隣(とな)る人」
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エッセイ『隣る人』【第9回】仲 律子
文学作品にも出てくる葉が冬でも青く(!?)「冬青」と書いて「ソヨゴ」と読む木
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エッセイ『隣る人』【第8回】仲 律子
子どもにも大人にも情緒に必要な心の発達はお母さんのような「安心感」
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エッセイ『隣る人』【第7回】仲 律子
算数の天才は計算ができない!?子育て中のお母さんが悩む子どもの発達は十人十色
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エッセイ『隣る人』【第6回】仲 律子
心が深く傷ついて動けないあなた、あきらめないで!愛する人と巡り会えるその日まで
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エッセイ『隣る人』【第5回】仲 律子
「忘れられるものなら忘れてみなさい」瞳の奥で眠っていた約束…
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エッセイ『隣る人』【第4回】仲 律子
「見える」ものは沢山あるが、「見る」のは自分が見たいものだけ
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エッセイ『隣る人』【第3回】仲 律子
「死ぬ瞬間本当に幸せな脳波が流れる」...死に際に見える光景とは
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エッセイ『隣る人』【第2回】仲 律子
「人はこうやって亡くなっていくんだな」母の穏やかな最期に考えたこと
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エッセイ『隣る人』【新連載】仲 律子
「みなさんは雨がお好きですか?」親子の愛情にも似た雨の話