【前回の記事を読む】王や長嶋選手に憧れて…ファースト、サードは人気でも、キャッチャーになりたがる球児はいない?キャッチャーでもどこでも、試合に出たいと思っていた僕は「わかりました。いいですよ」と言ってキャッチャーのポジションに入った。トムと言い合わせていた通りだった。「それではノックを始める。皆、ボールを捕ったらバックホーム、そう、キャッチャーにボールを投げ返してください」顧問の先生がそう言うと…
[連載]ベースボールよ、新たな夢へ!
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小説『ベースボールよ、新たな夢へ!』【第10回】村上 正
試合に出たいけど、1年生だから学年が上がるまでひたすら我慢。雑務や辛い練習も笑顔で明るく一生懸命に頑張り…
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小説『ベースボールよ、新たな夢へ!』【第9回】村上 正
王や長嶋選手に憧れて…ファースト、サードは人気でも、キャッチャーになりたがる球児はいない?
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小説『ベースボールよ、新たな夢へ!』【第8回】村上 正
野球部に入って思いっきりバットを振れる環境に行きたいとだけ考えていた――中学校生活が始まり、新たな仲間たちと出会う
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小説『ベースボールよ、新たな夢へ!』【第7回】村上 正
「薬を飲めば大丈夫」と言う母。僕はそれを信じるしかなかった。――受験前日、体調に異変を感じ、寒気を覚えた。熱を測ると…
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小説『ベースボールよ、新たな夢へ!』【第6回】村上 正
親に言われて仕方なく勉強していた僕。中学校の野球部と近所の女の子への思いを胸に、受験勉強に励み始める――
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小説『ベースボールよ、新たな夢へ!』【第5回】村上 正
「やばい」と思うと、ガチャーン! すごい速さでボールが他人様の家の窓ガラスを直撃。…狭苦しくて家ばかりあるこの環境が悪いんだ
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小説『ベースボールよ、新たな夢へ!』【第4回】村上 正
クラスの女の子の家に遊びに行ったところ、僕が可愛いと思っていた女の子も遊びに来ていて…。少年の胸を焦がした初恋の行方
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小説『ベースボールよ、新たな夢へ!』【第3回】村上 正
クリスマス。僕は巨人のユニフォームが欲しかったけど、少し値段が高い。黒の線だけのものが値段的には安く、母はそれを勧めた。
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小説『ベースボールよ、新たな夢へ!』【第2回】村上 正
ちいさなグローブに夢中だった。月への一歩よりも、綺麗なカクテル光線にグリーンの芝生に抱く憧れ。
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小説『ベースボールよ、新たな夢へ!』【新連載】村上 正
クワガタに夢中だった少年は、次第に野球にのめりこんでゆく。母にグローブをねだるが……