何をそんなに自分にリキを入れる必要があるのかと、自分でも不自然な感覚。それでも、〝気合い〟を入れた。「もう、女子と仲良くなったの?」昼休み中、女子の中で楽しそうに笑っていた彼女が印象的だったので、何も考えていなかったわりにはまともな質問ができた。「え?」僕の急な問い掛けに、彼女は一瞬、驚いたような表情を見せた。が、すぐにその表情は笑顔に変わった。「そうなの。何だか、皆、優しくて……転校なんて初め…
[連載]「その時、初雪が降った。」
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小説『「その時、初雪が降った。」』【第5回】本城沙衣
あかぬけて、都会的な彼女はファッション雑誌から飛び出したような風貌だった。そんな彼女に男子は近づくこともできない。
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小説『「その時、初雪が降った。」』【第4回】本城沙衣
俺は結構モテてきた。身長は180センチ、爽やかイケメン俳優に似てると言われたこともある。それがだ! この転校生に…
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小説『「その時、初雪が降った。」』【第3回】本城沙衣
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小説『「その時、初雪が降った。」』【第2回】本城沙衣
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小説『「その時、初雪が降った。」』【新連載】本城沙衣
恋愛運は……『絶不調』『新しい友人に要注意』 そんな日に僕は彼女と出会った…