【前回の記事を読む】有紀ちゃんが亡くなったなんて…。僕はあまりのことに頭の芯が痺れて冷たくなり、胸の中が一気に空っぽになった「お兄ちゃんに付き合って飲み過ぎちゃ駄目だよ。お母さんと替わるね」「そうよ、お父さん、ほどほどにね。聖也は焼酎を持っていったかしら。プレゼントにしておくわ。お母さんにはカサブランカをね。メリー・クリスマス!」電話が切れ、僕と祖父は顔を見合わせた。「持ってきたのか、焼酎? お…
[連載]ハロー、わたし!
-
小説『ハロー、わたし!』【第7回】澤 幸希
小泉八雲が創り出した「雪女」のイメージは妖怪は妖怪でも美しい黒髪の女の人って感じで…
-
小説『ハロー、わたし!』【第6回】澤 幸希
有紀ちゃんが亡くなったなんて…。僕はあまりのことに頭の芯が痺れて冷たくなり、胸の中が一気に空っぽになった
-
小説『ハロー、わたし!』【第5回】澤 幸希
眩しいほど綺麗な女の子だ。彼女以外の女の子を好きになるなんてありえない、と確信した。
-
小説『ハロー、わたし!』【第4回】澤 幸希
「あっ、危ない!」モデル級美人を乗せた馬が、何を思ったかいきなり馬場の水溜まりで横になり彼女は転落しそうに...
-
小説『ハロー、わたし!』【第3回】澤 幸希
オーナーは相当骨太な人だ。あばらが浮いて見えるほど痩せこけた馬をかわいがり、連れ帰るために高校中退までして…
-
小説『ハロー、わたし!』【第2回】澤 幸希
イルミネーションを見てはしゃいでいるカップルを尻目に、彼女のいない僕はおよそロマンチックとは程遠い場所へ…
-
小説『ハロー、わたし!』【新連載】澤 幸希
クリスマスイブ。一緒に過ごす彼女もなく、予定のない僕に母親からある頼み事をされ…