【前回の記事を読む】「長雨」は、「ながあめ」とも「ながめ」とも読む。「あ」が消える法則を辿ると、見えてくるのは......宣長は、延佳本を手始めに、『古事記』の校合を以下の4回にわたり行っている(『古事記伝』奥書による)。第1回 宝暦14年1月12日、度会延佳本。「宝暦十四年甲申正月十二日以度会延佳校本校合終業、神風伊勢意須比飯高 舜庵本居宣長(花押)」。第2回 延佳本校合済の信慶本で、安永9年…
[連載]日本神話における「高天原」とは何か!?
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第10回】松浦 明博
聖なる世界としての高天原は「たかあまはら」、あるいは「たかあまのはら」と読むのが自然である
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第9回】松浦 明博
「長雨」は、「ながあめ」とも「ながめ」とも読む。「あ」が消える法則を辿ると、見えてくるのは......
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第8回】松浦 明博
日本神話における「高天原」とは何か。――「たかまがはら」と読むのは間違い!? 「たか あまはら」の研究事例と考察
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第7回】松浦 明博
さらに吉田は高天原が延喜式の祝詞にも多く使われていることに着目した。そこから得られる論拠とは?
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第6回】松浦 明博
吉田は、『古事記』が、古伝説とともに当時亡んでいた、あるいは亡びつつあった古語を保存している点に注目した。
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第5回】松浦 明博
高天原は、「タカマノハラ」?「タカアマノハラ」?語構造が示す正しい読み方
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第4回】松浦 明博
『古事記』の文脈から訓注の意味や性格を把握。訓注の多くが上巻に集中している点を重視
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第3回】松浦 明博
なぜ「高天原」は「たかまがはら」と呼ばれるに至ったか?訓注を読み解いて謎を解け!
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第2回】松浦 明博
平成13年度の扶桑社版『新しい歴史教科書』で「日本神話」が戦後初見開きコラムなど4頁にわたって歴史教科書に記載される。以後平成27年度中学校歴史教科書全社が日本神話に関して大・小コラムで説明
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【新連載】松浦 明博
『古事記』に登場する「高天原」の読みは「たかまがはら」でいいのだろうか?