ある日、夕食の片づけを終え、姉はいつもの通り二階に上がっていましたが、私は茶の間で宿題をしていました。炬燵に入って鉛筆を削っていると、母が突然、「炬燵の上で、鉛筆削るの止めない!(やめなさい)」と言い出しました。私は、「いつもはそんなこと言わないのに、今日はどうして駄目なんだろう?」と思いながら削り続けていると、「言うことが聞けないのか!」と母が怒り出し、私に向かって突進してきたのです。ビックリ…
[連載]えこちゃんのドタバタ人生譚
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エッセイ『えこちゃんのドタバタ人生譚』【第8回】おかの えいこ
家の2階にいれば母に殴られる事はない? 母は口を開けば文句ばかり... 普通の会話などあるわけもなく喧嘩ばかり。
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エッセイ『えこちゃんのドタバタ人生譚』【第7回】おかの えいこ
直江津で暮らしていた中学二年生のときにマグニチュード7.5の新潟地震が発生!液状化現象で団地や橋が崩れ…
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エッセイ『えこちゃんのドタバタ人生譚』【第6回】おかの えいこ
「該当する名前がない?!」一学年で十五クラスもあるマンモス中学校に入学のはずが…
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エッセイ『えこちゃんのドタバタ人生譚』【第5回】おかの えいこ
いよいよ、新居での生活が始まる!そのはずが、前住人の立ち退きが遅れて入居できず、結局私たちが住むことになったのは…
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エッセイ『えこちゃんのドタバタ人生譚』【第4回】おかの えいこ
母とは対照的に穏やかだった父 ささやかな思い出を支える父のやさしさ
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エッセイ『えこちゃんのドタバタ人生譚』【第3回】おかの えいこ
毎日のように姉ばかり怒るようになった母。ニコニコしていた姉も次第に笑わなくなり…
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エッセイ『えこちゃんのドタバタ人生譚』【第2回】おかの えいこ
生後まもなく脳性小児麻痺に罹った次姉。グラグラしながらも必死で立つ次姉の姿に感激
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エッセイ『えこちゃんのドタバタ人生譚』【新連載】おかの えいこ
「家に火がついた!」という知らせが!母が家に戻った時には既に手の施しようがなく…