もし医師から治る見込みが低い病気と言われたからといって、すぐに死に直結するわけではないということです。医師の説明はすべて今までの医学的データを根拠としています。医者は、実際に目の前に座っている患者さんが治るか治らないか、その患者さんのこれからの時間がどのくらいかを正確には言い当てられないのです。抗がん剤の効きやすさや、がんの増殖の速さは個人差が非常に大きいからです。患者さんには、がんとうまく付き…
[連載]がんを自分らしく生ききる
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健康・暮らし・子育て『がんを自分らしく生ききる』【第6回】村川 康子
最新医療や最先端医療は要注意! がん薬物療法専門医が解説。「現時点では私の患者さんにお勧めしたい治療はありません。」
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健康・暮らし・子育て『がんを自分らしく生ききる』【第5回】村川 康子
「手術できない、治る見込みがない=死ぬ」「治癒が期待できる腫瘍=長生き、治癒が難しい腫瘍=長生きできない」という訳ではない
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健康・暮らし・子育て『がんを自分らしく生ききる』【第4回】村川 康子
「もう治らないってことですか?」がんを申告する瞬間、医者は患者は患者に何を伝えるのか
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健康・暮らし・子育て『がんを自分らしく生ききる』【第3回】村川 康子
患者さんが来ない…。自動車事故にあったと連絡があり、ニュースを見たら…絶句
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健康・暮らし・子育て『がんを自分らしく生ききる』【第2回】村川 康子
がんと診断された治療開始後の患者の生存(サバイバル)期間は6通り
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健康・暮らし・子育て『がんを自分らしく生ききる』【新連載】村川 康子
がんとの新しい向き合い方「ホスピタルフリー・サバイバル」