2 終戦、そして沖縄への帰郷 ふるさとの賀数部落翌日、再び米軍のトラックに乗せられ、いよいよ我がふるさと、賀数部落に向かいました。途中、至る所に、戦争の激しさを物語るかのような砲弾の跡がありました。ここかしこに砲弾によってできた穴を眺めながら、舗装のされていないでこぼこ道を荷物と共に揺られ走り続けました。やがて、すっかり変わり果てた我がふるさとに着きました。厳しい戦争を耐え、命からがら生きながら…
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