【前回の記事を読む】恋人になったら、お互いの身体を見ることになる。その時に失望されないように…彼に打ち明けた。胸が片方無いことを。「えっ、ごめん、私なんか突っ込んじゃいけないところまで聞いちゃった……?」「いや……むしろ、ここまで聞いたなら聞いてくださいよ」 礼はそう言ってテーブルの上で手を組んだ。「俺、昔から祖父が大好きだったんですよ。仲良かったと思うし、俺もものすごくなついてました。みかんの…
新着記事一覧
-
小説『訳アリな私でも、愛してくれますか』【第36回】十束 千鶴
取引先の人は、私の体を知って「訳あり商品」と呼んだ元カレだった。しかも、貰った名刺に書かれていたのは…
-
小説『明日への微笑』【新連載】堀之内 アカリ
月なんて太陽の光で夜を我が物顔にしておいて「奥ゆかしさが美しいでしょう。詩に詠んでもらっていいんですよ」と気取っている
-
実用『もし、アドラーが「しゅうかつ」をしたら[注目連載ピックアップ]』【第6回】長田 邦博
人間は、人生の中で様々な課題に直面する。アドラーはそれらの課題をライフタスクと呼び、次の三つに分類した。仕事、交友、そして…
-
歴史・地理『「アーネスト・サトウ公使日記」と新生・明治』【新連載】山崎 震一
大政奉還があった年、サトウが長崎訪問中に、浦上村では多数のキリスト教教徒が逮捕された。キリスト教は魔法か妖術の類と見做され…
-
小説『浜椿の咲く町[注目連載ピックアップ]』【第14回】行久 彬
「すぐに来て」病院からの電話――入院3カ月で意識が混濁し始めた母…覚悟はしていたが、車を飛ばして駆けつけると…
-
小説『積善の家に余慶あり』【新連載】北月 啓一
この家にいたらダメ人間になる。両親は至って普通の小市民だった。〇〇をし、それを必ず日記に事細かに書くこと以外は…
-
小説『不倫された側[注目連載ピックアップ]』【第10回】及川 夢
妻の不倫相手のアパートに突撃!ドアをこじ開け土足のまま上がりこむ…部屋にいた男は妻と同じ職場に勤めていて、まだ30代だった。
-
小説『遊女蛍』【新連載】小川 賢
丹波街道は有馬川を、溯上するかのように進む。六甲山の方へ向かうと、やがて大坂と有馬温泉を結ぶ有馬街道と交わる
-
小説『国際ビジネスマン』【新連載】弥富 泰男
新入社員の約半数が1年以内に退社――必ず社長の「お給料以上に働いてください」で終了する朝礼。社長にさえ耐えれば良い職場だが…
-
エッセイ『運命に寄り添う、そして生きる[注目連載ピックアップ]』【第19回】輪月 舟
「義理チョコ」にキレた夫。「義理ってなんだ!」と晩御飯をぶちまけ、子供たちの顔が凍った。何度謝罪しても怒りは収まらず…
-
小説『天命愛憐[注目連載ピックアップ]』【第3回】せと つづみ
30人の女工が犠牲になった落雷火災から生き延びたが、解雇され寮も追い出されることに…救いの手を差し伸べたのは…
-
健康・暮らし・子育て『父さんのばかやろう』【新連載】藤原 優子
歳を重ねるにつれて、わたしは父に似てきた気がする。わたしという人物を客観的に考えた時、大嫌いだった父親が…
-
小説『時空の溶解』【第3回】相川 一彦
「わがってほしい。一緒にいだがった。お前といつまでも!」もう直ぐあの巨大津波が町を襲う。それまでに俺が伝えたかった事は…
-
エッセイ『Return Journey[注目連載ピックアップ]』【第4回】福井 研一
この3年で右指は更に衰え、極力フォークやスプーンを使用することが増えた。洋食が多くなり体重も5キロ増えていた。
-
ビジネス『これからの「優秀」って、なんだろう?』【第36回】中村 隆紀
60代が近づくほど怖くなる――走り回る仕事を続けるか迷った、その結末は……
-
小説『チャンピオンへの道』【第11回】佐藤 清助
学校を休んでも心は休まらなかった。焦りから大声で喚きたくなることもあった…。しかし、爺ちゃんの話を聞いたことで…
-
ビジネス『美容クリニック経営 成功の教科書70箇条』【新連載】武内 大
一部の美容クリニックでぼったくりが横行…3万円くらいでできる二重埋没法に“あるもの”をつけて、客から数十万円もの…
-
実用『もし、アドラーが「しゅうかつ」をしたら[注目連載ピックアップ]』【第5回】長田 邦博
「私は低学歴でスタイルも悪いから、結婚ができない」真っ当な因果関係に見えますが、結婚できない理由(言い訳)を都合良く自分の…
-
小説『タラントギー』【新連載】川合 純
「若いのに夢をなくした人間に価値はない」と言われ…怒りと屈辱で目の前が真っ暗になり、衝動的に社長に裏拳を放った
-
小説『浜椿の咲く町[注目連載ピックアップ]』【第13回】行久 彬
「何をしても俺の勝手や。食わして貰っている身で偉そうに言うな」誕生日に発覚した夫の浮気。お祝いの準備をして待っていたのに…